早めの受診で助けられる命がある

記事
コラム

本日も訪問頂きありがとうございます。

少しずつ12月も終わりに近づき、今年もあと少しですね。
仕事で毎日忙しく過ごしていた頃の日々は毎日があっという間で
感覚が麻痺していたのですが、
今は、
一日一日が早いようなゆっくりなような、
その日の体調にもよるのですが
でも一日一日をちゃんと生きているような、
なんだか不思議な日々です。


今日のテーマは
「〇にたい」と思うこと
についてです。
禁止ワードの関係で穴ぼこ文字で失礼します。

少し重たいテーマかもしれませんが、
読んでいただけるとうれしいです。

皆さんにとっても、私にとっても、誰にとっても、
命は何にもかえがたい一番大事で大切にしないといけないものです。
生きていること、生きられていることに
感謝しなければいけない、と
そう思っていました。

私は子供の頃に虫垂炎の虫垂が破裂して、
腹膜炎で命が危なかった経験があるのですが、
その時一か月前後入院し、
自身の経験もそうですが、
他の病気と闘っている子供たちをそばで見て、
命の大切さを学ぶことができました。

その後の看護学生時代や看護師として働いている中でも、
生きていること、
健康でいること、
やりたいことができること、
働けることは
当たり前ではなく、ありがたいことと思っていました。


そんな私が
うつ状態で症状が一番重かったころ、
一日に何十回も心の中でも、声に出しても、
「〇にたい」と
言っていました。

〇にたいと思うことは罪だと、
生きるということの大切さを思っていた私が、です。

でも
「〇にたい」と思うのと同時に、
最悪な手段を選んでしまった場合、
大切な家族に一生消えることのない心の傷をおわせてしまうと
それだけは絶対にしてはだめだと、嫌だとも
思っていました。


「〇にたい」けど「〇ねない」
でもこの苦しみから逃れるには〇ぬしかない、
そう思っていたんです。

だから自傷行為はしてはいませんでしたが、
毎日朝車で出勤しながら
車の中で、誰にも聞こえないから
「〇にたい」と
何度も言っていました。

それでも仕事に行っていたんです、一日も休まず。
しかも、仕事に行っている間は気づかれないように
普通を装って
冗談を言ったり、笑ったりしていたんです。

だから周りは誰も気づかなかったと思います。
子供にも気づかれないようにしていました。

完全に麻痺して、
自分の異常な状態に気づいていながらも気づかないようにして、
気づかれないようにもしていました。

休職する直前なんかでは、
車を運転しながら、このまま突っ込んだら〇ねるかな、とか
なるべく迷惑かけずに、とか
「〇にたい」という考えがおそってくるような、
そんな手段を絶対に選びたくないのに
自分が自分で恐ろしいような
そんな感覚の毎日でした。

客観的にみたら明らかに治療が必要なレベルなのは明らかですよね。
でもね、わからないんです。
そこまでの状態になると、

感覚が麻痺して、
仕事に行くことか
〇ぬか
のどちらかしか選択肢がないと思い込んでいたんです。


皆さんは
「〇にたい」と
Googleなどで検索をしたことがりますか?


検索すると、こころの相談ダイヤルとか、
窓口とかがでてくるんです。
でも正直なところ、
それに救われる人ももちろんいらっしゃるとは思いますが、
私はそれに頼ることはできませんでした。

言ったところで今の状況が変わるわけではないと思っていたからです。

私はそばにいた家族のおかげで、
最悪の手段を選ぶ前に
休職という手段を選ぶことができました。

でも、正直、
もう少し遅かったら
生きられていたか、
最悪の手段を選択していなかったか、
自信はありません。


皆が皆そうではないと思いますが、

私の場合
「〇にたい」と「〇ねない」の両方が常にありましたが、
突然「〇にたい」が勝つ瞬間があり、
何とかこらえていた日々だったので、
最悪の結末は、すぐそばまでせまってきていました。

今はきちんと受診し、治療をしているので
「〇にたい」という感情は薄く薄くほとんど出てくることはありません。


なぜこのテーマを今日の記事に選んだのかというと、
「〇にたい」という感情におそわれるようになったら
もう自分では制御が難しく、
周りの助けが治療が不可欠だということです。


「〇にたい」感情は
本当に、本当に、苦しいです。

そんな状態になる前に、
早めに心療内科、精神科を受診することができることが一番なのですが、
なかなか受診をする決心をするのも難しいんですよね。

普通は何か調子が悪かったら病院に行こうかな、と思うかもしれませんが、
どうしてでしょうか。

心療内科、精神科は、なかなか勇気がいりました、私は。

友人にも通院している子がいるので
早めに行かないといけないことをわかっていたはずなのにです。


コロナ渦の今、
心の不調を抱えている患者数はどんどん増えています。

どうか、
心の不調を感じたら
少しでも早く受診をしてほしいです。
早ければ早いほど、いいんです。
これぐらいで行ってもいいのかな?という状態でもいいんです。

心療内科・精神科は、初診が一か月、二か月先になってしまう科です。

だからこそ早く自分の心の不調に気づけるように、
自分の心の状態をみつめなおしてみてください。

「〇にたい」がやってきてからでは遅いんです。


長々と読みにくい文章のなか、
ここまで読んで頂きありがとうございました。


どうか今日も皆様の心が穏やかでいられますように。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す