心療内科、精神科の世間のイメージ

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コラム

本日も読んでいただきありがとうございます。

どんどん寒くなり、どうしても筋肉がかたくなりやすく、肩こりや頭痛、腰痛などにつながりやすいですが、
皆様いかがでしょうか?
肩こり等は自律神経に関係し、心身の体調にもかかわってくるので、
しっかり体をあたためたり、ストレッチしたり、身体をほぐしてあげてくださいね。


今日のテーマです。

「心療内科、精神科の世間のイメージ」

について、お話してみたいと思います。

皆様は心療内科・精神科、と聞くとどんなイメージがわきますか?

人によっていろいろなイメージがあると思います。

心療内科と精神科の違いについて、
わかりやすく言うと
心療内科も精神科も心の不調を専門とする科ですが、
心療内科は体にも症状が現れている患者を特に専門として診療する
という違いです。



周囲に通院されている方がいる方であれば、偏見や抵抗もあまりないのではと
思いますが、

周囲に通院されている方もいない、
心療内科、精神科の知識もない、
という方は、偏見をもたれている方も世の中にいるというのは
悲しいことですがいらっしゃいますよね。


知らないからこそ怖いのではないですか?

人は、知らない人・物事に対して、
受け入れることが苦手だと思います。

心療内科、精神科に通っている私たちは、
通っていない方たちと同じ人間です。

ただ、風邪で内科に行くとか、おなかの調子が悪くて消化器内科に行くとか、
不調がみられた場所が違うだけです。

通っている人はおかしい人、何かを起こすかもしれない人、
と決めつけないでください。

何か事件が起きた時、
テレビなどの報道で、容疑者は精神疾患を抱えていた、とか、
報道の仕方も雑だったりがあります。
犯罪は犯罪です。
許されるべきものではありません。
それは事実です。

ですが、療内科・精神科に通う疾患を抱えた人間が異常者だと決めつけるのはおかしくないですか?

私たちはあなたたちと何も変わりありません。
むしろ私たちの病気は、誰でもなる可能性がある。
今私には関係ないと思っているあなただって、
明日にはなっている可能性もあるんですよ。


偏見やマイナスなイメージが世の中に浸透してしまうことはとても危険なことです。

それによって、受診が必要な人たちの受診に行こうという気持ちがなくなってしまったり、受診が遅れてしまったりしたら、
症状が進行してしまうからです。

どんな病気だって早めに受診して治療することはとても大切なことです。


病気が治癒するもの、そうじゃないものももちろんありますが、
治癒しないものでも、病気とうまく付き合っていくためにも
きちんと受診することはとても大事なことです。


心療内科、精神科の患者に対してのイメージが、

おかしい人、精神の弱い人が通うところ、

ではなく、

誰でも通っていい、誰でも通う可能性があるところ、
というイメージに変えることが、

今世の中の心の不調で苦しんでいる人たちを。
将来心の不調で苦しむかもしれない自分を
助けることにつながるかもしれません。

どうか、
知らなくて、こわいのなら
知ってください。
聞いてください。

知らないから怖いとはねのけるのではなく、
わからないのなら知ろう、という考え方になれる世の中になれるよう願っています。

偏見が広がるのではなく、正しい認識が広がり、
早めに心療内科・精神科に行ってみようと
思うことのできる世の中になりますように
願っています。


今日も読んで頂きありがとうございました。



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