言語の親

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こんにちは。

英語メンター、コーチングをしているKoheiです。





今回のテーマは「言語の親」についてです。

皆さんは「言語の親」という言葉を聞いたことはありますか?

これはニュージーランドの言語学者であるChris Lonsdaleさんが、
Tedでプレゼン発表した

どんな外国語でも半年で簡単に、効率良く学ぶための5つの法則と7つの行動

で紹介した、7つの行動のうちの一つになります。

多くの方が普通に思うのが、なぜ先生ではなく親なのかということです。

私の見解ですが、先生の役割は学校でまだ知識が無く勉強の仕方が分からない学生に一から教えることだと考えています。

平仮名、カタカナ、常用漢字、四則の計算など生きて行くのに最低限な知識を丁寧に一つずつ指導していきます。

それに対して親の役割ですが、子どもが自由に生活してく中で悩みがあったら相談を受ける、間違ったことをしたらその都度叱る等、必要に応じでアドバイスをすることです。

では、なぜ言語学習において親の役割の方が必要なのでしょうか?

私の経験上、最初は先生がアルファベット、文法、発音、語彙等の基礎的な知識を教え、その後は生徒が学習したことを応用し自分自身に合った勉強法で自主的に進めていき質問があれば親に聞く過程が理想です。

つまり、最終的にはどれだけ一人で継続できるのかが重要になってきます。

ただずっと一人で勉強していると、間違えに気が付かずそれがそのまま身に付き修正できなくなる可能性があります。

いわゆる、「化石化」です。それを直すのが親です。

どんな習い事でも、余計な知識やプライドがない初期段階で修正する方が、5年後に急に直すより簡単です。

他にも考えられる悪影響があります。

何年も勉強してそれなりに知識があるにも関わらず、先生の様な存在しかいなく、先生から生徒へという一方通行の授業になってしまうと、生徒が聞く耳を持たなくなってしまいます。

それでは意味がありません。

生徒が聞きたい知りたいと思う時に、傍にいてあげれる親のような存在が最終的には一番必要です。

勿論、基礎知識が全く足りてない生徒には先生が頑張らなくてはいけません。

大事なのは先生、親のバランス。

生徒をよく観察して一番適切なアプローチ方法を考えてみることです。

なので、もし言語を学習している方がいましたら自分よりも経験と知識のある人を探して頼ってみてください。

まとめ:言語の親に必要なこと

1, いつでもオープンでいること
2, 生徒をよく観察すること
3, 生徒との信頼関係を築くこと

私自身、勿論先生として教えることもあります。

しかし、基本的には生徒さんの話す英語を聞き、質問に答え、直した方がいいポイントだけ伝え練習させます。

何もアメリカ人やイギリス人の様に完璧に話す必要はありません。

今は様々なバックグラウンドの人達が英語を使う時代です。

最低限のルールさえ守り、あとは伝える力を身に付けましょう。







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