皆さん、こんにちは。
英語学習のメンターの航平です
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昨晩いい番組を観ました。
中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『それって、実際どうなの課』という番組を久々に観て、内容がワイルド・スピード森川葵についてでした。
彼女はスターダスト所属の女優ですが、演技とは別に同番組内で様々なことに挑戦し、その道のプロしか出来ないような技を数時間のロケ中に身に付けてしまう姿が話題となっています。
これまで、スプレーアート、ダイス・スタッキング、アーチェリーで達磨落としなどプロでも難しい技を、未経験の森川さんが基礎から練習し数時間後にはその達人技を成功させてしまいます。
当初は訳が分からない状態が続いていましたが、昨日久々に観て彼女が成功する可能性が他の人よりも高い理由に気が付きました。(一個人の意見です)
1.余計なことを考えない、しない。
センスの塊の森川さんは、全くの未経験から始めています。
そしてロケで初めてその競技と技を見て、
”すごいと自分もやりたい!” と純粋に思っていました。
これが重要なんです。
余計な知識がないお陰で、先入観を持たずに達人からアドバイスを聞くことが出来ます。
同じ競技の少しレベルの低い選手にアドバイスをしても、自身も経験があり知識やプライドが邪魔をして達人の言うことをそのまま聞けない可能性があります。
森川さんは、素直に聞く能力があることでスキル習得に最短距離で行くことが出来ます。
それが可能なのも、彼女は普段からストレスフリーで幸せな生活をしているからだといいます。日頃から余計な心配をせず生きてきているようです。
羨ましいです。。。
そんな彼女を見ていてあることを思い出しました。
以前、私が尊敬する元中日ドラゴンズの名監督である落合博満さんが、大阪の番組で話していたことです。
落合さんは選手の指導について、コーチは何もしないのがいいと話していました。
それは本当に仕事をしないということではなく、選手から聞かれない限り余計なアドバイスをしないということです。
落合さん曰く、
”コーチから選手に一方的に助言をしても、選手が聞く姿勢ではない、余計な知識があるせいで素直に話を聞かないので成長出来ない”
といいます。
選手の自主性が一番成長に繋がると、現役時代から監督時代までの経験から学んでいるそうです。
森川さんはそういった素直な姿勢をベースに、達人の効率よく教える指導法で余計なことをせずに成功しているのだと見てて思いました。
2.最強のメンタル
もう一つ重要なのが、彼女の岩の様に固い最強のメンタルです。
達人でも難しい技を初心者が数時間で成功するには、どれだけ失敗しても諦めない心がないと不可能です。
昨晩のフリスビーの企画では、何百回失敗しても
”自分は絶対に成功する”
と、心身ボロボロなのにずっと言っていました。
それをカメラの前で言うことによって、自分を追い込んでいます。
そして、その努力を楽しんでいるのが本当に驚きです。
この姿を見て、今度は違う人を思い出しました。
そう我らが北海道日本ハムファイターズの新庄剛志BIGBOSSです。
(筆者は北海道民)
彼はこれまで何度も、
”頑張らない、楽しむ!”
”パフォーマンスをする試合は絶対に勝つ”
”札幌ドームを満員にする”
”ファイターズを日本一にする”
と、有言実行してきました。
野球を楽しむ人間が、有言実行するのは最強ですね。
我々一般人は、毎日余計なことを考え心配し、不安を感じながら生きています。
何か新しいことを学ぶ時でも、
無理だ、自分には出来ない、難しい
など、負の面ばかりを見てしまうでしょう。
英語学習でも同じです。
いっそのこと、疑問詩、一般動詞、Be動詞、文型、関係代名詞など日本語の余計な文法の名前を覚えず、最初から何も考えずに、
”I want to travel all over the world, visiting every single country on the earth. That is why I do nothing but just learn English every day.”
"私は全世界を旅をして、全ての国を訪れたい。だから、毎日英語を勉強するだけです。"
と、段階を踏まずに最初から言いたいことを英語で言う。
それも一つの勉強法なのかなと改めて感じました。