水泳の呼吸の応用:ボビングの習得

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水泳の基本である呼吸法をさらに応用したテクニックの一つに「ボビング」があります。ボビングは、水中での呼吸をよりスムーズに行うための練習法であり、水泳技術を向上させるうえで非常に重要です。

バブリングとの違い

鼻から息ブクブク.png

ボビングとバブリングは、息を吐くポイントが異なります。
ボビング  
 水中で、口は閉じて鼻から息を吐いて(んー)、空中で口から息を吸う
バブリング 
 水面で、口から息を吐いて(うー)、空中で口から息を吸う


ボビングの基本動作:

ボビングイラスト.png

水中での姿勢
 水中で水平な姿勢を保ちながら、頭まで水中に入れます。
 ※ゴーグルつけてもOK。目を開けた方が安心できると思います。
呼吸の準備
 頭を水中に入れた状態で、鼻から息を吐き出します。
 「んー」と言うと鼻から息が泡で出る
頭を上げる
 息を2秒ほど吐きそのまま吐きながら、顔を水面に上げて口から息を吸う。
 「ぱっ」と言うと自然に息が口から吸えます。
連続して行う
 これを繰り返し行い、水面から頭を上げて息を吸い、頭を水中に入れて息を吐く動作を続けます。

 「んーんーっぱっ」 「んーんーっぱっ」 「んーんーっぱっ」

ボビングの効果:

ボビングを練習することで、水中での呼吸のリズムを確立することができます。水面から頭を上げるタイミングを正確に把握し、スムーズな呼吸を実現します。ボビングはクロールをするときにこれを継続します。水面から頭を上げるときの姿勢やバランスを意識し、水中での安定感を向上させます。
連続ボビング.jpg

練習方法

ボビングは最初はプールの端でプールサイドを掴み練習することが効果的です。慣れてきたらプールサイドから離れます。またできるようになってきたらウォーキングコースなどでプールの端から端まで、水中でボビングを行いながら進む練習を行いましょう。
呼吸との連携: ボビングは呼吸と密接に関連しています。正確なリズムで呼吸をしながら、ボビングを続けることが重要です。
ボビングは、水泳初心者から上級者まで幅広く役立つテクニックです。正しいボビングの練習を通じて、水泳技術を向上させ、より効果的な泳ぎを実現しましょう。




レベルアップ応用

レベル1(単発練習→複数回練習)
 水中で鼻から2秒ほど吐いてから、顔をあげ息を吸うこと(上記説明)
 「んーんーっぱっ」→2秒ブクブク
レベル2(複数連続+進行)
 レベル1を連続で行い、かつ前に進みながら行う。(連続ジャンプ付き)
レベル3(息堪え+ボビング)
 レベル1の進化系で、息堪えを最初に入れる。
 水中で息を2秒とめてから、鼻から2秒吐いて、それから息をすう。
 「(がまん・がまん)んーんーっぱっ」 →2秒がまん・2秒ブクブク
 ※上手くできるなら進みながらも組み合わせてみましょう。


ボビングは、水泳初心者から上級者まで幅広く役立つテクニックです。正しいボビングの練習を通じて、水泳技術を向上させ、より効果的な泳ぎを実現しましょう。


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