サンタを信じ続けた宇宙人な娘 その2

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みなさん、お疲れ様です。

前回の続き
「高校2年生になっても
 サンタを信じている
 ランに真実を打ち明けた」
*是非、前回のブログから
 読んで下さい。

「うん!そうだよ」
するとランは
「何だそうだったのかー
 そんなことも知らず
 昨日も男子に本当に
 サンタさんいるのに
 バカじゃないのって
 言っちゃった。
 バカなのはランだー」って
笑い出した。

私も笑いながら
「本当よく信じてくれてたよ」

すると笑っているランの
目から涙がポロポロ流れる。

私も笑いながら涙が止まらない。

本当はランが信じてた
からじゃない。

クリスマスまでの数か月
ハラハラわくわくしてる
子供達が可愛いかった。

プレゼントを喜ぶ子供達が
愛しかった。

バレないようにサンタに
なりきることが楽しかった。

私がサンタ引退を
出来なかっただけだ。

せっかちな旦那がまだ子供達が
浅い眠りなのに枕元に
プレゼントを置こうとして
目が覚めたランと思いっきり
目が合ってしまった。

アタフタする旦那。

「ヤダーパパってば
 サンタさんからの
 プレゼントをランに
 早く見せたくて
 起こしちゃったのー
 ランごめんね。
 サンタさんちゃんと
 きたから寝てね」
なんとかごまかした。

その年から旦那はサンタを
クビになった。

そこから10年間は私の役目。

プレゼントの隠し場所が
だんだんなくなり
カーテンの裏に置くのが
意外にバレないことに
気づいたりクリスマス二日前に
プレゼント変更したランの
ために急いでプレゼントを
探し回ったり夜中まで
起きてるランの為に
朝5時に起きてプレゼント
置いたり・・・・

初めてのランへのサンタからの
プレゼントは1歳の時。

ぷーさんのキッチンセットだった。

ラン小さくて可愛かったなー。
よくわかってないランに
「サンタさんありがと」って
空に向かって言わせたなー。

そんな事が頭をグルグル回り
涙が止まらなかった。

ランも涙が止まらない。

「実はランね去年
 どうしてもサンタさんに
 来てほしくてママ達に内緒で
 ダンスの時に着る練習着を
 くださいって手紙書いて
 枕の下に入れて寝たの。
 でも届かなくて朝1人で
 泣いたんだ。」
そんな話をされたら
私の目からも
鼻からも大洪水。

その後もこんな事あったね
あんな事もあったねって
思い出話が止まらなかった。

1週間ぐらいランは
「失恋した感じみたいに
 胸にぽっかり穴が
 空いてるよ
 ため息しか出ないと」
言っていた。

そしてその年のクリスマス当日
ぐっすり眠るランの枕元に
ダンスの練習着が・・・

1年越しのサンタさんからの
最後のプレゼント。

サンタさん16年間お疲れ様
でした。

めちゃくちゃ楽しくて幸せでした。

では~

おまけ
末っ子ルリ(5年生)の
お友達はとっくにサンタの
正体に気づいてるけど
信じているふりを
しているらしい。

何故気づいたかというと
毎年クリスマスの夜中に
ベランダからお父さんと
お母さんの「寒っ」
「早く行ってよ」って
声が聞こえるから。

全国のパパママサンタ
今年も頑張れーー!!
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