妊婦の私が雨の中長女を抱えて病院へ

記事
ライフスタイル
みなさん,お疲れ様です。

幼稚園のお餅つき委員
前日準備でもち米を
ひたすら洗わされた。

寒い日に巨大なザル
外にある狭い洗い場
そして冷たい水。

手の感覚が麻痺してしまって
とうとう大量のもち米を
ぶちまけてしまい
ありえない空気と
静寂を作ってしまった
美原ほなみです。

前回のランの怪我から
6か月後幼稚園の卒園
アルバムの撮影を2日後に
控えていた。

夕方、習い事の
時間がギリギリ。
するとインターホンが鳴った。
ランがカメラを見て
「ママ~ばばが来た」
嬉しそうに言ってきた。

何か差し入れかな?と
思って玄関を開けると
そこには母ではなく
母そっくりな保険の
セールスの人が立っていた。

そこから彼女の弾丸トーク。
「これから習い事なんで」
何とか帰ってもらった。

習い事に間に合わない・・
急いで出発しようとしたら
まさかの雨が。
本当についていない。

自転車ではなく
徒歩でもなく
走って出発。

すると、ランが
「○○忘れた」
言い出した。
何を忘れたかは思い出せない・・

1分かからない距離だけど
ケイトの手をひいて
おまけにその時私は
妊娠6か月。
また走って戻るのはきつい。
「ランここで待ってるから
 走って取ってきて。」
鍵を渡し待つことに。

玄関前ぐらいまで
到着したランが戻って来てきた。

泣き叫びながら何かを
言っている。

何事かと思いケイトと
急いで戻る。

すると泣きながらおでこを
押さえたランが
「またやっちゃったー」
言いながら泣いている。

おでこの手を離すと
今度は眉毛の上がパックリ。

私も思わず
「またやっちゃったの」
言ってしまった。

玄関前にある2段の階段に
つまづき玄関に激突して
しまったらしい。

習い事を休ませ
年少のケイトは
お家で好きなDVDと
お菓子のセットで
留守番させランを病院へ。

「また縫うの?」
「縫いたくないよ」
プチパニック中なラン。

前回の病院だと
間違いなく縫われる。
徒歩3分数年前に
新しくできた病院へ
行くことにしてみた。

雨の中、ランを
抱えて向かった。
ラン頑張れ
 お腹の赤ちゃん頑張れ
 私頑張れ」
心の中で唱えながら向かった。

診察室に入り
「以前縫ったトラウマがあり
 縫わない方法はないか」
お願いした。

先生は傷口を見て
「時間かかるけど
 テープにしましょう」
言ってくれた。

そしてテープできれいに
傷口を止めてくれた。

半年間で2回もおでこを
切るなんて。

母に似たセールスババァが
来なければとしばらく
無関係な彼女を恨んだ。

幼稚園のアルバム
眉毛の上に
大きい絆創膏を貼って
笑顔なランが写ってる。

11年経った今も
眉毛の上の
部分が斜めに2ミリほど
毛が生えてきていない。

中3の夏休み
ヒップホップ系の
ファッションにハマったラン。

この生えない部分をを生かし
眉毛にラインをいれた。
めっちゃかっこいい。

この傷あって
 よかったわー」と自慢気なラン。

「この傷どうしたの?って
 新しい友達とも
 話すきっかけに
 なるんだよー」とも
言ってくれた。

この子は無意識に私の
心の傷を癒してくれる。
ありがとう!

では~

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す