1歳の息子、急いで病院へ

記事
ライフスタイル
みなさん、お疲れ様です。

長女ランに
「ママジャニーズのグループ
 何組知ってるか言ってみて」
言われ自信満々に
「セクシージャンプ」
「平成ゾーン」
言ってしまった。
美原ほなみです。

子供が大きくなったなと
実感する事って
たくさんあるのですが、
その中のひとつは
病院へ行く回数が減ったこと。

長女ランと長男ケイトは
一人で病院へ行けるので
余計に感じるのかもしれない。

病院エピソードも色々ありますが
3人の怪我のお話を3回に渡って
書いていこうと思います。

今日はケイトが
1歳2か月のお話。
ランが2歳8か月だった。

その日は、姑が来ていた。
彼女は来ても日頃大変な私を
手伝うことも孫達と遊ぶことも
なく、椅子に座りお茶を飲み
日頃の愚痴をひたすら話して
帰って行く。
はっきり言って来なくていい。

日も暮れ始め
6時くらいになっていた。
お風呂も入れたいし
洗濯物も畳みたい・・
心の中で帰れコール。

ランと10か月で
歩き始めたケイトは
仲良く追いかけっこ。

何を思ったのか珍しく姑も
追いかけっこに参加。

すると、寝室へ逃げた
ケイトの泣き声が。
転んだなとわかった私は寝室へ。

姑は私は悪くないと必死で
言い訳している。

姑を無視して
頭を痛がるケイトを抱っこした。

床を見るとジャムが落ちていた。
「ラン、ジャムパン寝る部屋で
 食べたでしょー」
いやっジャムパンなんて
我が家にないぞ。
じゃあこれは・・・

ふとケイトが痛がる頭を触ると
手にジャムが・・
あっ血が・・・
転んでベットの角に
頭をぶつけて切ってしまっていた。

6時半過ぎていても
受付してくれる
外科を探しケイトを
連れて行くことに。

すると気まずくなった姑が
「お義父さん帰ってくるから
 帰るね」と帰って行った。

姑とランを留守番させて
ケイトを連れて行こうと
思ったのに泣きそうになった。

でも姑の事で大事な涙を
流すのは悔しい
(今もそうだが)

ぐっと我慢して泣くケイトを
おんぶしてランを自転車の
後ろに乗せ病院へ。

そこからの記憶があまりないが
かすかに覚えているのは先生の
「これから縫いますけど
 お母さん近くにいますか?」
問いに食い気味で
「いや待合室にいます」と答えた事

待合室で待っていると
処置室で泣いていた
ケイトの声が
ピタッと止まりランが
「ケイト死んだの?」って
聞いてきたこと。

無事に処置が終わり、
みかんネットみたいなのを
被ったケイトがめちゃくちゃ
可愛いかったこと。

1針だけ縫った。
ケイトは泣き疲れて
処置中寝ていたという説明。

そして鮮明に覚えているのが
ベテラン風の看護師さんに
「ママがいてくれなくても
 頑張ったね」
嫌味ったらしく言われた事。

ギリギリのメンタルで
1日過ごしてきた私には
キツイ一言。

真っ暗になった帰り道
「ケイトごめんね。
 ランありがとう」って
声を掛けながら泣けてきた。

あの時ランと一緒に
ケイトの頭が縫われるのを
見届けてあげるべきだったのか・・

後日、看護師の友達に
聞いてみた。
「うちの病院は小さい子供の
 採血でも保護者は
 外に出てもらうよ。
 子供が押さえつけられて
 処置する姿を見て耐えられない
 親もいるし、子供も痛い事
 怖い事されるのにママは
 助けてくれなかった。って 
 心の傷になるから。」って
言ってくれた。

少しほっとした。

でも今、冷静に考えたらランを
待合室で待たせ、
ケイトのそばにいて
あげるべきだったなって思う。

そんな出来事を当たり前だけど
中学生になったケイトは
覚えてない。
頭の傷も全くわからい。

まさかの姑も覚えていない。
お前だけは一生忘れるな。

思わず汚い口調にすみません。

では~
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す