考え癖

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こんにちは ^o^
心理カウンセラーの岩田です。

突然ですが、皆さん何か癖ってありますか?

自分の癖は意外と自分ではわからないものです。
誰かに「○○さん、こんな時いつもこんな事やってますよね」とか「○○さんそれ口癖でよく言ってますよね…」と言われて初めて気づくことがほとんどだと思います。

物事の受け取り方、考え方にもそれぞれ人によって癖があるってご存じですか?

あなたの思う普通は本当に誰にでも共通する「普通」なのでしょうか?

例えば、幼いころ親に連れられて出かけ、横断歩道の信号が黄色になったとします。

Aさんはいつも「ほら信号が黄色になったよ!すぐ赤信号に代わるから急いで渡ろうね」と言われていたとします。
一方
Bさんはいつも「もう黄色信号になったから、渡らずに次青信号になるまで待っていようね」と言われていたとします。

それぞれ大人になったときAさんは当然黄色信号を見ると慌てて渡ろうとするでしょうし、Bさんは当たり前のように次の青信号まで待とうとすると思います。

*ちなみに道路交通法では黄色はとまれで、安全に止まれない状態の時だけそ  のまま進行することが許されているそうですが、注意して進めと勘違いしている人は多いそうです

それぞれに「なぜそうするの?」と聞いたとしたらおそらく「だって普通そうするでしょ」と答えると思います。なぜならそれが自分の知っている普通だからです。

もちろん成長する過程で自分なりに周りの状況や、ほかの人の考え方を取り入れて自分の考え方を書き換えて変わっていく場合も多いので、みんながみんなそうだというわけではありませんが、それぞれの思う「普通」は自分でもよく覚えていないころから重ねてきた経験や、教えられたことの積み重ねでできているものなのです。なので「それは違う」と言われてもお互いに何が違うかわからないのです。

生きていると「なぜこんなに当たり前のことができないの?」「なぜ私の言っていることが通じないんだろう?」と苛立つこともあるかと思います。
そんな時「そうか… こんな風に考える人もいるんだ…」とか「この人の考え方とじぶんの考え方は違うんだ…」という風に柔軟に考え方を変えられる人はよいのですが「こうあるべき!」とか「こうでなければだめだ!」という風に自分の常識に無理やり当てはめようとすると、辛くなってしまうのです。

癖は個性です。それぞれ違っているから面白いし世の中は動いていく。
ただそれがあまりにも強すぎたり、偏りすぎていると自分が辛くなって生きづらくなってしまいます。
自分の個性をきちんと理解して、変えたほうがいい部分は変える努力をしていく、変えるほどでなければどのように対処すればうまくいくのかを考える。
そうすることで今より生きやすい未来が見えてくると思います。

そのお手伝いをさせていただくのが私のお仕事です。

最後に私の心に刺さったことばを 書いて終わりにしたいと思います。

「変えられないのは過去と他人、変えられるのは自分と未来」

それではこの辺で







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