転職活動で「熱意」って何?

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ビジネス・マーケティング
企業からの不採用理由の一つに「応募者の熱意が足りなかったから」とうものがあります。
この「熱意」とは何でしょうか?

「熱意」とは大きく分けて以下の二つの意味があると私は思っています。
1, 見た目や雰囲気など、定性データ
2, 受けたい企業のことをどれだけ理解し「こういう成果が出せそうだ」と説明できる定量データ

以下、これらを見ていきましょう。


1, 見た目や雰囲気など、定性データ

ご自身の好きな食べ物が目の前にあり、しかもお腹が空いている。
そんな状況を思い浮かべてください。
そしてそれを今から食べる。
美味しそうに、姿勢も前のめりになって食べていることでしょう。

面接も、第一希望の企業であればそう臨んでいるかもしれません。

これが見た目や雰囲気です。
とても入りたい企業であれば積極的に質問もされるでしょうし、
面接官の話にも耳を傾けるはずです。
ご自身の意見を述べる時には、身振り手振りで表現されるのではないでしょうか?

別の視点で言えば、その姿勢を第二希望以降の企業にも流用するのです。
「御社が第一希望です」
「とても入りたいです」
というのを、体や表情を使って表現するのです。
「演じる」と言っても良いかもしれません。

おそらく、これを実施することで面接官の評価は高まります。


2, 受けたい企業のことをどれだけ理解し「こういう成果が出せそうだ」と説明できる定量データ

企業のホームページや求人票をきちんと見ましょう、ということになるのですが、見る方法は少しだけコツがあります。
それは、今までのご自身の経験や実績と照らし合わせることです。

イメージで言えば、洋服のカタログを見ている自分を想像してみましょう。
お気に入りになりそうなコートがあったとします。
あなたは、頭の中で自分が来ているイメージを思い浮かべていませんか?
「あの靴やカバンと一緒にしたらあうかな?」
「髪型はどうしよう」
などと考えませんか?

もう一つ例を挙げるなら、間取りが描かれた住宅の広告を見ている自分を想像してください。
「リビングにこんなテーブルを置いて」
「子供部屋にはこんなカーテンにして」
などと考えないでしょうか。

企業のホームページや求人票も、そのように眺めてみましょう。
「営業経験が活かせるかな」
「今取引しているお客様との関係が使えるかな」
など、想像が膨らむはずです。
その想像した内容をもとに、成果が出せそうかをイメージしてみましょう。
それを面接のときに伝えるのです。
ご自身が想像している以上に具体的に伝えられるはずです。

面接官がその内容を理解してくれた時、面接官も
「うちの会社をそこまで理解してくれたのか」
「しっかり自分ごとに考えてくれている」
「この人ならうちで活躍できそうだ」
と、あなたが熱意を持っていると認識してくれるはずです。

以上です。
まずはご自身でイメージしてみてください。
ご不明な点があれば、いつでもご連絡ください。



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