界面活性剤ってなに?

記事
美容・ファッション
みなさんこんにちは、あおの化粧品です。

界面活性剤とは何でしょう!
と聞かれて答えられる人は少ないかと思います。

なんとなく
「洗剤とか石鹸にふくまれてそう、、、」
とお思いの方もいるかと思います。正解です!

実はそれだけではなく、卵黄にも、牛乳にも、大豆にも含まれていたりするんです。
また、
「肌に良くない成分?」
という風にお思いの方もいるかと思います。

結論から言うと、良くないではなく配合量・種類によっては刺激になるかもしれない、が正しいです。

今回は
・界面活性剤って何なのか
・役割
・どんな化粧品に含まれているのか
・肌への影響
についてお話していこうと思います。

界面活性剤って何なのか

その前に、「界面活性」って何?ってところからですよね。
界面活性:気体-液体、液体-液体、液体-固体の境界(界面)にくっついて和ませること
ということで、界面活性剤とは
界面活性剤:仲の悪いもの同士を和ませる物質
のことです。

、、、分かりにくいですよね(笑)
「とんこつラーメン」を例に説明したいと思います。
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水と油ってなじまないですよね。

とんこつラーメンのスープに油が浮いていたりするのはなじんでないからです。

その境界に界面活性剤を入れると、
水の中に油、油の中に水を入れることができるんです!

とんこつラーメンで言うと、
スープの上に油が浮いている部分は、界面活性剤の働きが弱い部分(なじませられていない)
にごってるスープ自体は、豚骨を煮込ませたときにでてきたコラーゲンが溶け出して界面活性剤となり、水と油を混ぜてにごらせている
ということになります。
(煮込めば煮込むほどにごって、表面の油は少なくなってくるんじゃないかと推測してます。)

役割

界面活性剤は水と油を混ぜるもの、ということが分かったと思います。
ということで役割は
なじませる:なじませて洗う、なじませて混ぜる、なじませて静電気が起こるのを防ぐ、なじませて殺菌する
などの役割を持っています。

どんな化粧品に含まれているのか

特に以下のものに含まれていることが多いです。
クレンジング
洗顔
にごった化粧水
美容液
乳液
クリーム
そうです、ほとんどの化粧品に入っているんです。

でも最近は、
界面活性剤フリー
と書かれた化粧品もあるので入っていないものもありますよ。

そこで、
「界面活性剤フリーと書くってことは、入っていたら良くないってこと?」
と疑問になるかと思うので、肌への影響についてお話します。

肌への影響

冒頭でも説明したように、
配合量・種類によっては刺激になって肌荒れする
が正しいです。

なので肌が弱い方は注意が必要ですね。

その刺激は界面活性剤の種類によって違うので、

どの界面活性剤も量が多いと肌に悪い、とも言えないです。

ただ、肌に不必要な過剰な皮脂を洗い流したり、

メイクを落としたりするのに役立つのが界面活性剤なので、

使い方、種類に注意すれば自分にとってメリットになる成分です♪

いかがでしょうか。
「自分の肌に合う界面活性剤が入ったもの選ぶとか無理!」
と思いの方、ご安心ください。

化粧品に肌に悪いもの入れたらクレームに繋がるだけなので、

肌に良い作用があると思って、界面活性剤フリーの製品もそうでない製品もいろいろ試してみるだけで良いと思います♪

いろいろ使う中で、
「フリーの方がいいな」
「界面活性剤入りでも問題ないな」
というのが分かっていくと、

「じゃあ他のスキンケア化粧品もこれに合わせて違うものに変えてみようかな」
と、自分なりに基準を持って化粧品を選べるようになるかと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

みなさんが肌に合う化粧品に出会えることを心から願っています♪






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