「私はこの人を介護できるのか?」 「私はこの人に介護されたいか?」

記事
コラム

少子高齢化で高齢者が増えるということは
それだけ介護を必要とする人が増えるということで、
介護という問題に直面する人が増えるということです。

介護を目の前にした時、
介護を受ける本人だけでなく、
介護をする側になるかもしれないご親族にも関わり、

親族以外の人に介護してもらうにしても、
そのための申請をするのもご親族様なので、

介護をめぐり、
巻き込まれる人は必ず出てきます。


これから先、
自分も含めきっと多くの人が直面する問題だから、
自分が今できることとして、

できるだけ長く健康でいなくちゃと

健康管理を意識して毎日を過ごしています。


私は離婚していますが
離婚しようと思った理由のひとつとして、

「私はこの人を介護できるのか?」
「私はこの人に介護されたいか?」

そんな自分への問いに

「YES」

と言えなかったことがあります。


好きでもない愛してもいない人に、
排泄介助とか入浴介助とか、
業務的な意味合いを持たず、お世話をされることに対して、
かなりプライドが傷つけられると思いました。


けれども、
夫婦ってそういうことで
人生を共にするとはそういうことで

酷い話だと感じる方もいるかもしれないけど、
私はそれを想像できないし、
この人とは無理だと思いました。


人と人は持ちつ持たれつですが、
誰かのお世話になりたいと思う人はいないでしょう。

お世話なんてされたくない、
迷惑をかけたくないと思うのが普通の感覚です。


私の個人的な気持ちにしても、
普通の感覚にしても、
お世話されたくないとった気持ちが、

結果的に自分を律して、自立を促し
いつまでも健康でいられる秘訣の1つになるのなら、
悪くない考えだと感じています。


私は経験の浅い底辺の管理栄養士で、
偉そうなことは言えないのですが、
食事からの健康管理として、
どの年代であっても以下の4つはとても大切だと感じています。

「腹八分目を守ること」
「夜遅くに食べないこと」
「和食中心であること」
「季節のものを食べること」

当たり前のようなことの羅列なのですが、
私もそうだし、現代人にはとても難しいんですね。

なかでも「腹八分目」は至難の業ですよね。
これが毎日できる人は仙人になれる、
仏になれるくらいに感じているくらいです・・・。

なんでも「過ぎる」はバランスを欠くので身体には負担です。
腹八分目を守っていければ、かなり身体は整っていくと思っています。



「和食」はとても優秀で日本の誇るべき文化です。
栄養バランスが取りやすく、
魚や豆腐といった世界でも注目されている食材を上手に使い、
季節の野菜もきのこ類も海藻も、豊富に取り入れることができます。

「和食は塩分が高めだから」と気にされる方は、
野菜や海藻類を多めに食べるようにしてください。

野菜や海藻に多く含まれるカリウムが、塩分の排泄を促してくれます。
(果物もカリウムが多く同様の効果を果たしてくれます。)


また、ご飯を玄米や五穀米で楽しめば、
オートミールを食べるより、日本の農家さんを応援できます。

ちなみに私は
もち米と玄米と白米を5:3:2で炊いています。
私は冷え症なので身体を温めるもち米を主にして、
もち米のもちもちの食感に、
玄米の栄養と噛み締める楽しさを味わっています。


できることからコツコツとが何より大切だと思います。

コツコツ積み上げたものが、
何年後何十年後に現れるだけです。

もう遅いとか手遅れとかどうでもいいと何もしなければ、
その結果が何年後何十年後に現れるだけです。


できるだけ人のお世話にならない、
長く自立していられる自分でありたいという考えは、
まだまだ右肩上がりの超高齢社会に
大きく貢献する意識だと思っています。


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