ゴミ屋敷家族との向き合い方

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コラム
意外と多いです、ゴミ屋敷家族を持っている人。

かくいうベアたんもそんな感じで過ごしています。

ゴミ屋敷―
物を捨てることができず、溜め込んでいった結果、他人から見たらゴミと暮らしているように見える状態です。

住まいがゴミ屋敷化するのには、背景に認知症や精神疾患が隠れていることが多いと言われています。
代表的な例を挙げると
・ためこみ症
・買い物依存症
・セルフネグレクト
・強迫性障害(OCD)
・ADHD(注意欠陥・多動性障害)
・うつ病
・認知症
・統合失調症
ここに挙げた以外にも原因となりやすいものはありますし、この病気にかかっているからといって必ず物を溜め込んでしまうとは限りません。
個人差はかなり大きいです。

症状がある人の家族としては、物を捨てさせる・掃除する方向で動きたくなります。

ですが、対等に向き合おうとしてしまうと、家族は疲弊してしまいます。

症状は大きく2つあると言われています。
「ゴミを捨てるだけの体力・能力が欠乏状態にある人」
「ゴミと認識していない人」
ですので、本人に喝を入れて動かそうとしても、家族の思うようには本人は動かないことが多いです。

解決していくためには、物をゴミと一括りにしないで、ゴミ屋敷化していく過程で、理由で堆積していったのかを細かく情報収集する必要があります。

これらを家族で全て支えようとすることには無理があります。

ゴミ屋敷化を改善するには、
・医療とつながること
・福祉とつながること
が必要です。

ゴミ屋敷をなんとかしようとすることで、家族の方が疲弊してしまい、せし心疾患を発症することも少なくないのです。
家族自身も医療とつながり、本人と一定の距離を保ちつつ、回復を行いながらでないと解決の前に家族がダウンしてしまいます。

ゴミ屋敷化するのは、本人の意識が甘いからとか、甘えであるとかではなく、複雑な心理状態や体調などが絡んでいることが多いからです。

ゴミ屋敷化した本人とつながるときは
必ず一人ではないこと
これが重要とされています。

本人を医療や福祉とスムーズに結びつけることは困難な場合も多いです。
本人が拒否する場合も多いのです。

急に片付けろ、と命令しても本人は精神的に動けません。
先に家族が医療・福祉とつながり、じっくり解決していくものだという認識でいることが重要です。


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