カラオケ休暇

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コラム
昨日はリフレッシュ休暇として1日カラオケに入り浸ってきました!

カラオケ!大好きなんです。

実は歌は下手くそなんです。ものすごい音痴です。



小学校高学年のとき、それに気づきました。
校歌を合唱する練習をしていたときのことです。

「俺、音外れてる?」

そう、みんなが歌っている音階とは違う音階で、はっきりと自分の声は聞こえました。

それまで、歌うことは好きな方で、人前で披露することはないものの、家では1人でものすごくよく歌っていました。

でも、校歌を歌っているその声は、はっきりと、周りとは違うメロディを奏でています。
みんなに合わせようと、音階を上げたり下げたりしても、どうしても合わない。

その日から、ベアたんは歌う時は口パクになりました。

口パクでも、何か歌うテストがあるわけでもないし、全く困りませんでした。
そう、中学2年生(おそらくそうだった)になるまで。

中学校で、グループ分けして、歌う音楽のテストがありました。
もちろん、ベアたんは口パクです。

すると、音楽の先生がそれに気づいてしまいました。
テストは、そのまま終わりました。注意されることもありませんでした。

ところが、テストが終わって少ししてから、ベアたんは職員室に呼び出されました。
音楽の先生は、ベアたんがなぜ口パクなのかを優しく問いかけました。
他の、テストや楽器を奏でる授業はちゃんと出来ているのになぜ、歌うときだけ口パクなのか。

ベアたんから理由を聞いた先生は、昼休みに音楽室に来るようにベアたんに言いました。
ベアたんは一番仲が良かった友達と2人で音楽室を訪れました。

そこから、まず音を聞く練習が始まりました。
そして、音が外れていてもいいので、自分の気持ちいい音で歌う練習。
続いて、音を聞いてから、その音を歌う練習。

先生は言いました。
「とてもきれいな歌声をしているから、歌わないと損をする。音痴なんて気にすることではない、気持ちよく歌うということが目的なのだから」

ベアたんは、そこまで上達はしませんでした。
でも、歌うことが出来るようになりました。

未だに毎月友達と開催しているカラオケ会では、点数が低いから色々言われたりしますが、普通に友達とカラオケに行けるまでになりました。


今は、歌うこと、大好きです。
歌うために生まれてきたのかな?と思うくらい、歌うことが好きです。

先生、感謝。




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