感情の仕組みを知る
あなたは感情に振り回されると感じることはないですか?
すぐに傷ついてしまう
イライラする
怒りが収まらない
どうやって感情が湧いてくるのでしょうか?
何か物事が起こって、それに対して感情が湧くのですが、
物事と感情の間には、必ずあなたの解釈や判断があります。
例えば、
パターン①
Aさんに挨拶したが返事がなかった【事実】
↓
Aさんが無視をした【解釈/判断】
↓
Aさんに無視されて腹が立った【真実】
●「怒り」を感じる
パターン②
Aさんに挨拶したが返事がなかった【事実】
↓
自分の声が小さかったかな?【解釈/判断】
↓
Aさんに挨拶の声が届かなかったので、もう一度大きな声で挨拶してみた【真実】
●「ポジティブな期待、信頼」を感じる
パターン③
Aさんに挨拶したが返事がなかった【事実】
↓
あれ?Aさんどうかしたのかな?大丈夫かな?【解釈/判断】
↓
Aさんの元気のなさに気づき力になりたいと思う【真実】
●「愛」を感じる
このように同じ出来事【事実】に対して、どんな【解釈/判断】を加えるかによって、違う感情が湧いてきます。
あなたの【解釈/判断】によって、感じる感情が決まってくるんですね。
あなたに何かしらの感情が湧いた時、
あなたがどんな解釈や判断をしたのか考えてみてください。
誰にでもそれぞれ思い込みや観念があって、解釈や判断の仕方に癖があるものです。
でも、それに気づき意識することで、どんな解釈をするのかどう判断するのかを自分で選ぶこともできます。
つまり、感じる感情を選べるということ。
感じたい感情を感じることができるということです。
以前エイブラハムの感情の22段階を紹介した際にお話したように、
わたしは1日のうちのできるだけ長い時間を、「感謝と愛と喜び」を感じて生きようと決めているので、そう感じられるような解釈や判断を選ぼうと意識しています。
わたしももちろん、落ち込むこともあるし、自分を責めることもある。
でもそんな時、「自分の解釈や判断をどう変えたらいいかな?」という視点がわたしを助けてくれます。
別の解釈や判断を選ぶことができれば、過去の真実さえも変えることができます。
極端ですが、過去の傷ついた出来事を、愛溢れる出来事に変えることだってできるんです。
体験や記憶は「知覚したものを解釈、判断した結果」であって、出来事そのものではないからです。
ネガティブな感情が悪いわけではなく、それもとても大切な感情です。
あなたに大切なことを教えてくれたり、あなたを危険から守ってくれることもある。
ただ、たくさんはいらない。
ほんの少しでもとても強力ですから。
ポジティブな感情を感じている時の方が、より自分のことを肯定的に見てあげられるし、自分を好きでいてあげられますよね。
あなたはどんな感情を感じたいですか?
そのためにどのような解釈や判断ができるでしょうか?
もし良かったら考えてみてくださいね。
♡Hanana はなな♡