会社に合う?合わない?カルチャーマッチについて解説

記事
コラム
こんにちは、やんやんライターです。

最近、後輩がひとり退職しました。
以前からその人は、なんとなく会社に合わなさそうな雰囲気を持っていたので、耐蝕を聞かされたい際は驚きはなく「やっぱり」といった感じでした。

これって、いわゆる「カルチャーマッチ」というものが関連しているらしいです。
そこで今回は、カルチャーマッチについて解説します。

「カルチャーマッチ」とは?

カルチャーマッチとは、会社の理念や文化、風習に共感し、適合することを指します。
生産性の向上や離職率低下につながるため、採用担当者はカルチャーマッチを重要視しています。

「この人、入っても続かなさそうだ」や「社風に合わない」といった方は落選する傾向にあります。

企業のカルチャーとは?

では、企業におけるカルチャーとは何なのでしょうか?
一般的には、下記の要素が企業のカルチャーだと言われています。

ハードの3S
戦略:事業の方向性
組織:組織の形態
システム:評価制度、報酬体系、意思決定のプロセス、会計制度など

ソフトの4S
価値観:共通認識となっている会社の価値観
スキル:組織全体に備わっている技術
人材:社員や経営者など個々の能力・スキル
スタイル:社風、組織の文化

これらに合意ができない場合、カルチャーマッチができていないと言えます。
たとえば、下記のような人材が挙げられます。

スキルは高いが価値観が合わない
ほかの社員と比べて、スキルが低い

正直、社会人である限り人の「合う」「合わない」はあると思います。
個人間のミスマッチは話し合いなどにより解決することがありますが、複数人に対するミスマッチは組織のバランスが崩れてしまうため、合わせることができません。

そのため、採用時には採用担当者だけではなく、募集している部署の社員に対しても「この人は当社に合うのだろうか?」と入念に確認します。

カルチャーマッチのメリット・デメリット

カルチャーマッチのメリットには、先述したように生産性の向上や離職率低下が挙げられます。
社内での雰囲気が合うと質問がしやすかったり、やめようと思わなかったりといったさまざまなプラスの気持ちが生まれます。
採用コストや指導コストなどを考えると、離職率は低い方が良いですからね。

一方、カルチャーマッチを意識しすぎると同じような人を採用するため、多様性が失われることがあります。
社会においては、さまざまな考えを持つ人が集まるからこそ、新たなサービスやアイデアが生まれます。
しかし、全員が同じ考えだった場合、イノベーションが起きにくく、業績は停滞から悪化をたどる可能性が高くなります。


自分がカルチャーマッチしていないと思ったら?

当記事をご覧の方のなかには、「今の会社が合っていないような気がする」と思われている方もいらっしゃると思います。

これは個人の意見ですが、結論として「次の職場を探す」が対策になると思います。

日本には大小含めて多くの企業が存在します。
膨大な数のなかの1社で合わないからと言って、ほかの企業で合わないとは限りません。
むしろ、自分の意見を尊重してくれて、大きな活躍をすることができる場合もあります。

なので、終活のときに前職を辞めた理由として「前職の〇〇という社風が合わなかった」などのカルチャーフィットに関することを言っても問題ないと思っています。 ※内容や良い方にもよりますが。

ただし、短期間で複数の企業に勤めると採用担当は「何かあったのかな」と疑問を感じてしまうため、注意が必要です。

まとめ

今回はカルチャーフィットについて語りました。
正直、人によって合う・合わないはあるので、そこまで気にすることではないと思っています。

ただ、何度も転職をする際は自信を見直した方が良いと思います。

転職は悪ではなく、むしろ新たな可能性を見つけるチャンスだと思っているので、自分に合った会社を見つけましょう。

いやなとこで働いても、誰も得しないので。


追伸
こんな感じで、最近調べて分からなかった単語に関するコラムも今後書いていきます。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す