違いがわかれば PART2

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コラム
PART1では男女のお別れの原因の背景にはコミュニケーション不足があること、そのコミュニケーション不足の原因は男女の性差によることをお伝えしました。
コミュニケーション不足といっても、どうやら量的な不足だけではなく、そもそも質が違っているためにコミュニケーションが嚙み合っていないようなんです。

男はチームワークでの狩猟に適した論理と結果を重視タイプの、女はコミュニティーでの子育てに適した感情とプロセス重視タイプのコミュニケーションを持っています。そして両者の間にはコミュニケーションの溝があるのです。この溝はお互いの関係が上手く行っている時には浅くて目立ちませんが、上手く行っていない時には深くなり、その深みにはまったらふたりの関係が危機に陥るという厄介な存在です。

皆さんも恋人との喧嘩や夫婦喧嘩のときにこの深い溝を感じたことがあるのでは?「なんでわかってくれないんだろう?!」です。

男は狩猟、女は子育てと完全役割分担の大昔とは違い、今は女も男もなく社会で働いています。女性も仕事上で会議や商談といったときには論理と結果重視タイプのコミュニケーションを使いますし、男性も子供の世話をするときなどは感情とプロセス重視タイプのコミュニケーションを使っています。普段の生活では男も女も両方のタイプのコミュニケーションをTPOに応じて自然と上手に使い分けているのです。

ところが、予期せぬ大変な事が起きた時やとんでもなく慌てた時など冷静でいられない状況の時には女性は感情とプロセス重視タイプ、男性は論理と結果重視タイプのコミュニケーションの取り方をします。とっさの時にはスイッチが切り替わるような感じです。お互いの関係が一旦ギクシャクし始めるとスイッチが切り替わり、どんどん溝が深まって行き、「なんでわかってくれないんだろう?!」という悲しい気持ちになってしまうのです。

女性の皆さんは、男はチームワークでの狩猟に適した論理と結果を重視タイプのコミュニケーションを取りたがる生き物であると理解し、
男性の皆さんは、女はコミュニティーでの子育てに適した感情とプロセス重視タイプのコミュニケーションを取りたがる生き物であると理解することが円満の第一歩ですね。



















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