男女のセックス観の相違

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セックスに対して男性と女性では持ってる前提が違います。
それはどんな違いでしょうか?

まず男性はセックスに対して快感(気持ちいいという体感)というものを求めています。
一方女性はセックスに対して繋がり感や愛情表現の一環という認識を持つ人が多いです。

男性は射精することに重きを置いてますが、女性はセックスを通じて愛情を示すなどの精神的な繋がりを求めています。

これは要するに、女性はセックスで「気持ちいい」という体感を得てる人がそもそも少ないということが前提にあります。

あるアンケートによると、セックスで痛みを感じたことがあるか?という調査で、「YES」と答えた男性は3割程なのに対して、女性は7割以上がYESと答えました。

10人女性がいたら7人以上はセックスで痛みを体験しているということです。
気持ちいいどころか、セックスで痛い思いをしてる女性が非常に多いと言えます。

そしてその女性にさらにアンケートすると、多くの女性がセックスの最中に痛みを感じていても「セックスを中断しない」という回答をしたそうです。
これは「痛いといったらその場が白けるんじゃないか」とか「相手の男性が萎えてしまうんじゃないか」などといった考えが女性にあるからです。

男性器と女性器では構造が違います。
男性器は体の外側に付属してますが女性器は体の中に内蔵されています。

男性器は皮膚に覆われていて普段から摩擦して射精することに慣れていると思いますが、女性器は内臓ですので傷付きやすくなっています。
あまりピンとこない男性はご自身のお尻の穴、あるいは口や鼻で想像してみてほしいのですが、そこに自分以外の物体が相手のペースで出し入れされると思ってみて下さい。
ちょっと怖いですよね。

また、多くの男性はオナニーで男性器を擦って快感を得ているため、その擦る=気持ちいいという価値観をセックスに持ち込んでしまいます。
セックスで挿入したら激しく動いたり出し入れしたら女性も気持ちよくなるだろうと思ってしまうのです。
前戯でも同じように何か強く押したり刺激したりすることで女性が気持ちよくなってくれると誤解してる人が多いです。

これは男女で身体のつくりが違うのでしょうがない誤解かもしれませんが、女性器は激しく出し入れしても気持ちよくないどころか痛みを感じてしまうことが多いです。

前戯も挿入も基本は「優しく」が鉄則です。
男性は女性を「気持ちよくしよう」という考えは捨てて「痛くないようにしよう」と心がけて下さい。

自分が気持ちいいからと言って相手も気持ちいいと感じているとは限りません。
先程も書いた通り、女性は痛くても言わない傾向にありますので、男性側はその事実を頭の片隅に置いておいて欲しいです。

そして女性は痛かった時には素直にそのことを男性に伝えて下さい。
言わないまま進めてしまったりセックスが終わってしまうと、相手は問題ないと思います。
特に初めてセックスする際にはそれを留意する必要があります。
なぜなら1回目のセックスで痛みがあってもそれを言わないまま2回目、3回目とセックスをすると、男性は「俺のセックスよかったんだ」という認識を持つからです。

基本的に男性はセックスをリピートすると「自分のセックスが評価された」という風に受け止めます。
女性のほうは"特段よかったわけじゃなくても断るほど嫌じゃない"場合にはセックスの誘いに応えることが多く、冒頭でも述べたように、そもそもセックスは愛情表現や繋がりを確認する行為であるためセックスに応じます。
男性と女性では目的が違うのです。

これが男女のセックスにおける価値観の相違です。
もちろん個人差はありますし、男女の違いはこれだけではありません。

しかしながらこれらのことを知っておいてセックスに取り組むことで、お互いが本当に気持ちいいセックス・楽しいセックスをするための第一歩となります。
ぜひみなさんもこの前提で過去のセックスを振り返ってみたり、これからのセックスにいかして下さい。

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