ニラ

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コラム
我が家のビニールハウスは専ら家人の領域なのであるが、私が北海道にいる間は私も多少はお手伝いを行っている。
ハウスから上がる野菜を私も食べる事、家人がまだ現役で働いている事に依っている。

実際にはビニールの上げ下げや、水やりといったレベルの事なので苦になるわけではないし、何よりもリフレッシュに成るので、PCに疲れた時やディスクワークに区切りがついた時などに、庭に出て対応している。
夏野菜が本格的に収穫できるようになるまでは、イチゴや長ネギ・アスパラやバジルと共に採れるのがニラである。

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庭の片隅で行者ニンニクが採れている間は、ほとんど見向きもしないのだが五月下旬ごろになると、さすがに行者ニンニクも採れなくなるのでニラを収穫するようになる。

そのニラの「一番ニラ」を刈り取った後、一週間もしないうちに刈り取ったばかりの株から、新しいニラが生えてくる。
それらを目にするたびに私はニラの持つ生命力の強さを、認識するのである。
そして何故この野菜が、スタミナ料理として「レバニラ炒め」や「もつ煮」などに使われるのかを、改めて納得するのである。

我が家でも、採っても取っても新しい葉っぱが生えてくるから、ニラは花が咲き始めるお盆の頃まで数か月の間は、食卓に並ぶことになる。

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因みに我が家ではニラを、豚肉やニンニク・エノキと共に特性ダレを使って炒める料理が喜ばれるので、月に二・三回は食卓に登る。特に子供たちがリクエストすることが多い。

その特性ダレは簡単に作ることが出来るので、ご興味ある方は試されたら良いかもしれない。具体的にはニンニクと昆布を適宜の大きさに刻んで、小さな瓶の中に生醤油と共に漬けて置くだけである。一晩で使えるようになる。

我が家では肉類を直接味わう料理には殆どと云ってよいように、このタレを使っている。とても重宝しているのだ。
これから暑い季節が本格化すると、ニラと一緒にこの特性ダレを使った肉料理の頻度が増えて来るのである。
ニラの強い生命力にあやかって、これから訪れるであろう暑い夏を乗り切りたいものだ、などと私はつらつらと考えているのである。




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