喰われる男性、喰う女性

記事
エンタメ・趣味
男女が愛し合う時、構造的には女性が男性を「喰う」形になります。

形は本質の現れです。
男女の関係は女性が男性をとらえ、喰う、という構図になります。

陰陽でいうと男性性は陽なので動き、積極性、直線などを表します。
ですので、男性が女性を「喰う」という表現が社会的にはしっくりくるように思えます。

ですが、いざことに及ぶと最終的に男性のシンボルは女性のシンボルに完全にとらえられ、喰われる形になります。

女性のシンボルは男性のシンボルを完全に覆いつくし、収めます。
男性のシンボルはその中で自由を奪われ、女性の体内の血液の躍動や呼吸のゆらぎによる刺激に打ち震え、生命の源を迸らせます。

ですが、互いの体はあくまで「社会的なもの」として振る舞いますから、多くの場合男性が積極的に動き、女性を征服するような形をとり、精神的満足を得ようとします。
その結果がアダルトコンテンツと現実をごちゃ混ぜにしたような男性の性観念、女性の性的苦痛体験などに結びついています。

本来の男性性と女性性のまぐわいは、「喰われる男性と喰う女性」を本質とします。

まだまだ男女平等とはいえない現代ですが、徐々に女性の開放が進み、社会的にも本質に近づきつつあることを感じます。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す