ネットで興味深い人生相談を見つけましたのでご紹介します。
(引用開始)
私には小学3年生の一人息子がいます。
1年生の頃から少年野球のチームに入っており、3年生になって年下の子たちも入部してきました。チームが大盛り上がりなことは良いのですが、うちの息子は野球があまり上手ではないのです。
新しく入部してきた子たちが、みるみる上達し、すぐにレギュラー入り。息子は3年経ってもレギュラーになれません。毎週のように試合があるのですが、これが私には苦痛でたまりません。最近では、試合前日から涙が出てくるようになりました。
母として、チームの子どもたちのお世話をしていますが、全然楽しくありません。昨夜、ついに子どもの前で泣いてしまいました。「試合に行くのがつらくてたまらない。あなたは野球に向いていないから、もう辞めてよ!」と、かなり強い口調で言ってしまいました。
子どもは野球が大好きで、毎日ナイター中継を観て、朝は起きたらセ・パの試合結果を確認し、週4回は野球教室に通い、将来も「絶対野球選手になる!」と張り切っています。「試合に出られないのに、何で楽しいの?」と聞くと、息子は「え~! 試合観るだけでも楽しいじゃん! 応援するのも楽しいよー!」と明るく答えます。
「6年生まで続けたい!」と言っていますが、私はもう限界です。まだあと3年もあるかと思うと、めまいします。私はこの先、どうしたらいいのでしょうか?
(引用終わり)
いかがですか。
なんでしょうね、この母親の価値観がわかりません。
試合に出られない部員は全員辞めるべきなのでしょうか。
野球部に限らず、部活は試合に出るためにやるものなのでしょうか。
そして、子供が「6年生まで続けたい!」といっているのに、「私はもう限界です」って、本当に理解できません。
彼女は子供に自己同一化しているのだと思いますが、いくなんでもこれはひどい。
子供の楽しみが自分にとってつらいってなんなんでしょう。
このままいくと将来、彼女は子供にとんでもないことを要求する可能性があります。
上に自己同一化と書きましたが、最近ではアイデンティティ融合なんて言葉もあるようです。
要するに自分の子供や家族、好きなタレント等に自分のプライドを重ねるわけです。
そして絶対に批判を許さない。
たとえば、最近のジャニーズ事務所騒動でも見られるような、自分の「推し」を盲目的に応援し、一切の批判を許さないファンがいますよね。
道頓堀川に飛び込んだりするタイガーズファンもそうかな。
それから、昨日取り上げた他人への注意の話なんかでも、子供がいたずらをして、他人がそれを叱ると、目の色を変えて怒る母親とか。
特に、こうした子供にアイデンティティ融合する母親が増えているような気がします。
そんな母親に育てられた子供がどうなるかはいうまでもないでしょう。
上記の相談の母親に戻ると、彼女は子供をスポイルすると思われます。
せっかく、素直ないい子なのに、将来を考えると暗澹たる気持になります。
ついでに書いておくと、この人生相談の回答者は某江原さんなんですが、回答(省略)の最後に「闇があるから光がわかるのです」なんていってます。
何がいいたいんだろう?
よくわかりません
ぼけたのかな?
では