ちょっと前に「幸せってなんだ!」といったタイトルの文章を書きましたが、今日はある意味、その続きです。
「幸せ」がどのようなものであるかは、言うまでまでもなく永遠のテーマですが、一つの興味深い意見がありますので、以下にご紹介します。
幸せには、長続きするものと長続きしないものがあります。
たとえば、地位や財産による幸せは長続きしません。
調査では、年収800万円までは感情的幸福は収入に比例して増大するが、それ以上はほぼ横這いになるとの結果が出ています。
まあ、収入が1000万円、1億円、100億円でも幸せのレベルは同じと言われるといささか疑問がないでもないですが、一応は納得できるでしょう。
これに対して、長続きする幸せは地位や財産以外のものによる幸せです。
要するに、健康や心の要因による幸せですね。
ある研究によれば、心の要因による幸せは「4つの因子」に整理することができるとのことです。
まず、「自己実現と成長」。
夢や目標ややりがいをもち、それらを実現しようと成長していくことですね。
次に「つながりと感謝」。
人を喜ばせること、愛情に満ちた関係、親切な行為などが幸せを呼ぶわけです。
そして、「前向きと楽観」。
自己肯定感が高く、いつも楽しく笑顔でいられることは、やはり幸せなのです。
最後が「独立とマイペース」です。
多くの場合、他人と比べるから、不満が生まれ、自分を不幸と感じます。
人のことを気にせず、自分らしくいられる人は幸せなのです。
まとめると、目標を持ち、常に自己実現を図り、達成感を得る。
周りと良い関係を築き、好意には好意で応えるようにする。
そして、常に前向きで何とかなるさの精神で生きる。
悲観的に考えても楽観的に考えても結果は変わりません。
また、仮に結果が良くなくてもくよくよせず、次があると考えることです。
いつも心にワクワク感を持ちましょう。
これで幸せに生きることができるはずです。
もちろん、価値観はそれぞれですから、お金を儲けることが幸せだとか、自分だけ良ければいいと考える人もいるでしょう。
こういう生き方を全否定はしませんが、孤独でしょうね。
どんな人でも問題にぶち当たることがあります。
そんな時には、誰かに相談することで解決できることが多いのですが、普段から自分のことしか考えない人はそういう相手もまず見つからないでしょう。
興味がある方は、ここにご紹介した幸せに生きる方法を試してください。
すべてを実践することは大変ですが、少しずつでもやってみると必ず手応えがあると思います。
では。