無形のものの対価

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先日、ある若い女性と電話で話をしました。

私は仕事以外ではほとんど長話はしないのですが、珍しく1時間ほど。

まあ、それはいいとして、そのときに、付き合っていて損をする友達の話になり、彼女から「損をするとはどういうことでしょう」との質問。

私は時間の損失だと答えたのですが、後で良く考えるともう少し付け加えることがあることに気が付きました。

今日はそれを書いてみます。

人は自分が与えたもの(品物でも、お金でも、時間でも、気持でもかまいません) に対して正当な対価を得ることを期待します(対価も品物、お金、時間、気持のいずれかです)。

そして、その期待が満たされなかった場合に、損をしたと感じます。

ただ、与えたものの正当な評価はなかなか難しく、これを過大視する傾向のある人は、人生に不満が溜まる。

できれば大きな期待を持たないようにすべきでしょうね。

普通は誰でも、意識的または無意識的にこのバランスを取るようにしているのですが、対価の評価が分かれることも結構あるので、喧嘩になったり、気まずくなったりします。

その点、やはりお金は便利です。

客観的に対価を決めることができるわけですから。

もちろん、お金で測っても異論が出る可能性はあるでしょうが、なんとか割り切れます。

これに対して、やはり気持であるとか、形のないものは難しいですね。

彼我の考え方が大きく違うことが往々にしてあります。

たとえば、友達だからといって頼みごとをして、ほとんど感謝しない人がよくいます。

当たり前のように思っているんですね。

相手も友達のことだと思っていますからあまり面と向かっては文句も言えません。

しかし、こんなことが続くと心の中では不満がたまって行きますし、場合によっては爆発します。

それで友情が壊れてしまう。

上に書いた付き合っていて損をする友達のケースもこれに当てはまります。

友情をあまり打算的に考えるのは悲しいことですが、一方的に他人に甘える人間を許しておくのは自分にも相手にも良くないことでしょう。

やはり、好意を受け取る側はやや大げさなくらいに感謝の意を表わしておくべきですね。

できれば御礼をプレゼントとか形のあるものにするといいと思います。

友達の間で水臭いと思うかも知れませんが、結局はその方が付き合いが長続きしますから。

今日は説教臭い話で申し訳ありません。

では

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