【保護者】中学生の息子、娘を理解するための

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こんにちは、きんちゃんです。
最近ブログをはじめ、伝えたいことを整理していても溢れるほど出てきます。
もし、こうした経験、知識、そして今お困りの事などが解消され
少しでも前向きにみなさんが日々を過ごしていけるようになればと考えています。
そして、ここに書ける内容というのは、あくまで一般的、統計的な情報ということです。
臨床ケースの場合の対応などについては、個別でのやり取りをお申込みいただければ対応致します。
または、緊急性の高い場合は、無料で対応致します。

今回は…中学生…について、お話したいと思います。
まず、どの話をするにしても背景(土台、環境、状況)を理解した上で進めていかないと、互いを理解し合うことはできません。
今回は、中学生ということですから… 
まずは、客観的に理解するところから…

【 中学生を言語化すると… 】

・プライドの高い子ども
・立場を理解できていない大人
・環境という葛藤に阻まれた弱者
・希望や才能にあふれる若者
概ねこの辺りの立場を同時に描いた年齢が中学生と言えます。

簡単に解説すると…
< プライドの高い子ども >
子ども扱いされるギリギリの年齢であり、子どもの中では地位が高い。
6年生までの小学生を年齢的に凌駕できる学年。どうしても、そこを意識すると大人になっている感覚、自分が上であるという自己肯定になりやすい。

< 未熟な大人 >
中学生というと公共交通機関では、大人と同じ料金が必要になる。
食事の量もそこそそ、増えて、体力、力も男の子であればかなりついてくる年齢。部活などのチーム行動や活動が多くなり、帰属意識も高くなっていく。
違うタイプ、違う価値観に対して、排他的にみることで、自分の正当化、自分達が上の立場などと保持する気持ち、欲求も高まりやすい時期。
逆に自己への承認欲求、理想、自己精査、現実との違いに苦しみやすい時期でもある。

< 環境という葛藤に阻まれた弱者 >
大人という表現をしたものの、社会的立場は非常に低く、また家庭での立場も「子ども+α程度」、学校でも立場が低くなると自己肯定感など微塵も育たない。また、中学生までの生活圏、価値観、世界観は、われわれ大人達が思っている以上に、非常に狭く、その中で起こることが【すべて】と感じる傾向にある。言葉だけでの理解や、情報だけの世界はわかっているが、大人になることの不安や、お金に対しての価値観、仕事や社会の構図などわからないことが未知であり、漠然とした不安として感じ続けている時期。

< 希望や才能にあふれる若者…しかし… >
中学生というと、まだ開花していない才能が必ず眠っている時期でもあります。そして、どんなことも楽しめることで継続でき、スポンジのように吸収していける才能があります。
いろいろなタイムがいます。要領のいい人、ゆっくりでも確実な人、感覚的に楽しいことをする人、やる気がなく悲観的な人、自分に才能が眠ってることを知っていて生き生きしている人。
でも、すごく傷つきやすくて、すごく敏感で、すごく繊細です。

そりゃ~
自分の才能が開花してきた人、輝いてる人、みんなに認められてる人にみんななりたいに決まっています。だって生きている訳ですから、気持ちがキラキラして過ごすことを求めますし、望んでいます。
そう思えず、どん底にいてる人ももちろんいます。失敗したくない、怒られたくない、目立ちたくない、何もしたくない…
そこまで気持ちが落ちてしまうと…上がってくるのが少し時間がかかります。
(そこの話はまた今度…)

【 関わり方の方向性… 】
こうしたいくつもの環境下の中で、必死に生きています。頑張っています。
うまくできないことも多々あります。でも、認めてほしいと思っている内にたくさんほめてあげてほしいです。諦めてしまう前に…
はじめての感覚や立場、立ち位置が一度に起こり、いろんな意味で理解できずに日常を過ごしています。整理の時間が必要な時期なんです。
整理で一番いいのが、話を聞いてあげることです。

できれば、時間の許す限り、楽しいと感じることがどんなことなのか、嫌なことはどんなことで、これからやりたいと思っていることは何なのか…
しっかりと聞いてあげてほしい。馬鹿にしたり、冷やかしたりした瞬間、話をするのを辞めてしまうと思います。
そして、しっかりと応援してあげてほしい。諦めてしまう前に…

【 いじめられやすい2つのタイプ 】
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