元リスク管理部・ミニマリストが有事に備える

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コラム
先月の地震で自然の脅威は時間、場所を選ばず、突然やってくるということを改めて感じさせれました。

私も災害などに備えて、一応準備をしています。

一方、私の家は50㎡ちょっとしかなく、でかくなりつつある息子と二人で暮らしているため、かなり狭いです。さらに洋服やおもちゃ、本、机、ベッドなどあれば、もうほとんどスペースがあまっていません。

必然的にミニマリストになった状況と、ホコリアレルギー、ごちゃごちゃした空間が好きでない性格も相まって、とにかく物は少なくしています。

そんな我が家で、どのように災害に備えた準備をしているかを、ご紹介します。

食品

食品はカップラーメン、インスタントごはん、レトルトカレー、パスタ、缶詰(魚やフルーツ、カレー系、ビーンズ、トマト)、みそ、しょうゆ、麦茶、おかしなどを常備しています。これらを切らさないように、普通に食べる食品として置いています。

飲料水は保存が聞くものを置いています。これは場所をとりますが、これだけは仕方ないないですね。また湯船の水はすぐに捨てずに、次までそのままにします。有事の際、断水することも十分考えられますので、水は特に気を付けて常備するようにしています。

避難用品

避難する時に備えて洋服や生理用品、洗面用具、マスク、スリッパ、懐中電灯、アルミブランケット、ラップ、タオル、袋、ろうそく、少しの現金も準備しています。

洋服は季節に合わせて準備すべきですし、子供のものはすぐにサイズアウトするので、洋服や下着は衣替えや買い替えるタイミングで見直しています。

古くなった洋服や下着、靴下を避難用品に入れます。古いものであれば、洗濯せずに使い捨てできるので、私はこの方法をとっています。また私は息子の洋服が着れるので、シェアできるようなものを選ぶことも意識しています。

これまでの避難用品に入っていたものは、おそらくもう小さくて着れない物なので、雑巾にしたり、さよならします。

車関係

ガソリンは半分以下になったら、すぐに満タンに補充します。東北大震災からの教訓です。

また雪の降る地域では、車が立ち往生して動けなくなることもありますので、ブランケットやホッカイロ、少しの食料も準備しておくと安心です。私は食料は入れていませんが、冬の間だけは、チョコやカロリーメイト、あめなどは入れておいてもよいかもな、とは思っています。

簡易トイレも念のため何個か準備しておくと安心ですね。

また個人的に意外と重要だと思っているのがワイパーで、私は替えのワイパーゴムをダッシュボードに入れています。もちろん一人で変えることもできるよう、日ごろから実践しています。

窓を割ったり、シートベルトを切るハンマーも入れています。これらはさすがに練習できないので、ぶっつけ本番で使えることを祈るばかりです。

その他

卓上コンロも常備しています。うちは日常的には使いませんが、お米も土鍋で炊いているため、有事の際はかなり使えるのではないかと考えています。

そして特に最近多いと思いますが、SNSなどでライフハック系の動画を見て何となく勉強しておくことです。ツナ缶でろうそくを作ったり、実際に被害にあわれた方が、無くて大変な思いをした、というような実体験を知っておくことは重要と思われます。

ミニマリストとリスク管理は相反する

リスク管理は重要なことですが、企業であれば直接利益につながらない、個人であれば私のように物の少ない生活を送りたい人にはあまり考えたくないテーマです。

私も過剰にリスクを意識して生活する必要は全くないと思っていますが、やはり少しは頭の隅に置いておいた方が良いことではあります。

また、リスクに備えるということは、お金もかかることですので、いかに工夫して、費用を抑え、だけど必要最低限と思われる準備だけはしておくという意識が重要です。ぜひみなさんも、自分の生活にはどんなリスクがあるかを考え、少しだけリスクを意識した毎日の生活を送ってみませんか。

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