先日、息子の参観日に行ってきました。
息子は特別支援学級に通っているため、通常のクラスとは様子がかなり異なると思います。
声を荒げる子もいれば、先生の話を聞いていない子、話を聞いても行動に移さない子、課題自体をこなせない子など、さまざまです。
先生は大変です。。。(感謝しかありません。)
でも、このクラスの良いところは誰も何も気にしないところです。
慣れているということもあるかもしれませんが、お互いがそれなりに頑張っているので、変な目で見られる環境でないということはとても良いことだと思います。
勉強の進み方が遅いことに対しては、少し心配していますが、毎日学校に通い、まあまあやることをやって、みんな仲良く時間を過ごしているので安心です。
私達、親も最初はクラスの様子にびっくりし、正直なところ、息子たちのことが心配になりました。しかし、1年弱経って、慣れてしまいました。
私達も変わったことに気づいて、クラスメートのお母さんと、「何か、慣れましたよね~。」と話していました。
そしてよく考えてみるとそれは、その子たちの個性をそのまま受け入れる、つまりダイバーシティ・インクルージョンということにつながっているのではないかと気づきました。
親として子供たちの個性を受け入れる
親の立場からすると、子供にはより良い人生を送ってもらいたいと願うのは当然のことかと思います。
もちろん、子の道しるべになることは親にとって重要な役割です。
しかし、子供の人生は子供のものであって、親はどうやってもコントロールしきれないと、私は考えます。
そうなのであれば、親は子供の個性を受け入れ、子供を信じて、子供のペース、やり方で学習してもらい、成長していくことを見守るしかないのかな、と感じた今日このごろでした。