リファレンスチェック調査から考えるアピール

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コラム
エン・ジャパンが、35歳以上を対象とした「リファレンスチェック」
実態調査結果を発表しました。

リファレンスチェックとは、候補者をよく理解するために、前職の上司などにヒアリング調査または文書による質問を行うものです。
海外や外資系では、以前より実施されてきています。

44%が「リファレンスチェック」を知っていると回答。年収1000万円以上のミドルの認知度は7割。
半数に近い方々が、すでにリファレンスチェックを知っています。

リファレンスチェックのメリット第1位は「面接内容や職務経歴書の裏付け」。デメリットだと感じることは「転職がわかってしまうこと」。
現職の方に依頼する場合は、ご自身の転職の意思がかたく、周りの方にも転職することを理解してもらっていることが前提ですね。
現職でなくても、前職または自分のことをよく知っている方に依頼するケースもあります。

いかがでしょう。
転職の話をオープンにするのは気が引ける、ネガティブなコメントがされないか心配、といった気持ちになるかもしれません。

でも、リファレンスチェックをうまく活用すると、採用の確度があがります。
リファレンスチェックで、ポジティブコメントを聞くと、採用者はかなり好印象をもちます。
職務経歴書や面接より、アピール力は強いです。
第三者のコメントですから、信頼感が高いのですね。

リファレンスチェック以外にも、もっとアピールする方法を考えてもよいかもしれません。

クリエイターの転職時に利用される「ポートフォリオ」ですが、クリエイター以外の方でも、自分の成果をアピールする方法として、使える手法ですね。

職務経歴書の要約版として、自分自身を売り込むパワーポイントを作成し、面接にのぞむのもありです。

職務経歴書と面接は、自分を高く買ってもらうためのプレゼンの場です。
提案活動とおなじですね。

面接者に刺さるには、どんな方法がよいのか、まず作戦を立てる時間をとりましょう。
自分の強みを、相手が欲しているピースに、いかに当てはめるかです。

「敵を知り己を知れば百戦して危うからず」(孫氏兵法より)





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