学習に向かわせる声のかけ方の魔法

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コラム

こんばんは、わたねこ(綿崎ねこ)です。
塾講師であり、いわゆる毒親育ちです。

自分の家庭学習は大学卒業するまで
満足いくようにはできないままだったけど、
塾の授業のためにする学習は苦じゃなかったの。

そこに学習を楽しむヒントがあるのでは……?
と、10年以上。
今は、家庭学習の方法・習慣づけのプロだと胸をはって言える。

つい最近も、「先生のおかげで算数が好きになったみたいです」という声をいただいた。テストの点数もググンと伸びて、素直で素敵な笑顔にこっちまでしあわせになりました!

さてさて。
今日は、「声のかけ方の魔法」です。

小学生が家にいると、
「宿題をやりなさい」とか「宿題やったの?」とか
学習に関するやりとりが日常的に起こりますよね。

その声がけに少し「ワクワク」がプラスされるだけで
子どもの目つきとやる気が変わるのです!

例えば、算数の長めの文章問題……
「うちの子に解けるかしら……。でもチャレンジしてほしい!」
と思ったときに言ってしまいがちなのが
「難しそうな問題だね!できるところまで考えてみよう!」

この場合は……
大人の『難しいからできなくても大丈夫だよ』という優しさは、
残念ながら、子どもに伝わらない場合が多いです。

「難しいのか……」と思った途端に心が折れてしまう子もいます。
だからと言って、
「きっと簡単だよ!」なんて嘘をつくわけにもいきません。

どうするのか?
簡単なことです。

「面白そうな問題だよ!」と伝えるのです。

学習を好きになれない子どもたちは
学習ではもちろん「かんたん」を選ぶけど
これがゲームや謎解きクイズになると
「むずかしい」を選んだりするのです。

なぜか??

そっちの方が、クリアできたときの達成感があることと
何より答えに辿りつくまでが楽しいのです!

これは学習においても一緒。
難しい問題を自力で根気強く考えて答えに辿りつけば
楽しいし、達成感もあって、自信につながる⭐︎

なのだけど、「むずかしい」とストレートに伝えると
マイナスイメージばかりが伝わってしまって
「解けなかったらどうしよう」
「どうせ僕(私)には解けない」
となってしまうのです。

だから私は、
「面白い問題だよ!」と伝えています。

春には「えええええ?!そんなはずない!」という反応をしていた子も、今は「面白い問題だよ」となると姿勢を正して「やるぞ!」という姿勢を見せてくれるようになりました。

ゲームでも謎解きクイズでも学習でも
難易度が高ければ高いほど時間がかかるし
試行錯誤が必要!!!
だけど、面白いんです!!!!!

「面白い問題」という言葉には
「時間がかかるよ」
「たくさん考える問題だよ」
という意味も含まれている!
という感覚で良いのではないかな。

私はそう思います。

実際、算数の難易度の高い問題って面白いです。
それに算数の問題って多くの場合、本当に謎解きみたいなんです♪

その辺もまた掘り下げて書いてみようかな〜。
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