志那都比古神 しなつひこのかみ

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おはようございます。
夕べの月蝕はご覧になりましたか?
赤い月、というと幻想的でありながら聊かの怖さが否めませんが、いつも見ている月と本質は全く変わらないのに違って見えるのは、何とも不思議な気がしますね。実際は「太陽光が~」とか「屈折率が~」と理由は判明しているのですけれど。
科学が発達していない時代の人々にとっては、なんとも心が騒めくような妖しげな光景だったことでしょう。

さて、今回のリーディング結果についてです。

【志那都比古神(しなつひこのかみ)】

志那都比古神様は、伊邪那岐様と伊邪那美様から生まれた「風」の神様です。
清涼な風が吹き抜ける様は何とも心地が良いものですし、汚れを祓ってくださるのですが、それが勢いを増して台風や竜巻となると人間に対する大きな脅威となりますし、逆に「風が吹かない」状態はエネルギーの停滞や汚れを溜め込んでしまうことになります。

「志那」は≪息が長い≫という意味で、風は神の息吹であり、昔から、穏やかな風は神の喜ぶさまを表し(神社仏閣への参拝・参詣時は特に)、暴風は神の怒りの現れと恐れられていたため、志那都比古神様は風を操って人々に恩恵を齎す神様として大切に祀ってきました。
伊勢神宮では、外宮と内宮、両方で志那都比古神様をお祀りしているのも、その敬意の表れ。重要な神様として捉えているわけです。

そして志那都比古神様は、風に載せて私たちに大切な「情報」を与えてくれます。感覚を研ぎ澄ませて、その情報をしっかりキャッチしてください。

あなたを上へと押し上げる上昇の風が吹いてきますよ!
幸運を載せて後押しとなる風が、あなたに向かってきています。その風にうまく乗るための準備はできていますか?
部屋も心も、不要なものを溜め込んでいると、風はスーッと通り抜けていくことができず滞り、行き場を失って消滅します。無駄な重荷のせいで、上昇気流に乗ることもできません。

要らないものは捨てましょう。物理的にも心理的にも。
今は運気が上がるチャンスが巡ってきたと考えてください。
それを掴めるか、うまく流れに乗れるか、自分次第なのです。
周りの誰かの何気ない一言だったり、たまたま目に入った一文だったり、通りすがりの人の姿や偶然視界に入っただけの景色だったり、そういうところに成功のヒント、気付きがあります。見落とさないでください。

意外なご縁を得る方もいらっしゃるでしょう。この時期に得たご縁は大切にしてください。長く続くものとなります。

私も、今から「本棚に入らず床に積みっぱなし」だった本等を片付けようと思います……
皆さまが大きな上昇気流に乗れますように!!

宵小町  拝

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