級という文脈でお話します。)
前提として、この記事を読んでおられるあなたが、副業にせよ本業にせよ、何か色に関わるお仕事を既にされている、あるいは今後目指している方だとします。
資格は名刺代わりだとよく言われます。お客様にまず自分のポテンシャルを知って頂くために、3級2級より1級、となるのは自然なことです。もちろんそこは単に入り口、スタートラインですので、そこから更に信用して頂けるよう実績を積んでいくことになります。
個人の趣味の範囲でしたら、ご自分の色の知識レベルを確かめるために、3級2級の受験で留めておいても良いと思います。しかし業としてやっていくのでしたら、1級保有により、他者との差別化が図れます。また色彩検定はその資格の維持に、費用が発生することはありません。一度取得してしまえば、永久的に資格保有者としていられます。
これらを踏まえ、今一度リスク/リワードの観点から、1級受験を眺めてみます。
【リワード】
(1) 他の難関資格に比べて、合格が比較的容易(合格率45%)。
(2) 他の業者との差別化(1級取得者率は、2020年度では、色彩検定全受験者の1.8%)。
(3) 保有維持のコストゼロ。
【リスク】