歴史は流れから

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A君は順調に頑張っているようで、LINEでのやりとりも「ここまではやり直してもすぐにできるようになった」とポジティブな報告が増えました。

そんななか苦しんでいるのが世界史。夏休み前に学校の指示で覚えるように言われたテキストを見たのですが、とにかく覚えにくい。

文の羅列で穴抜きになっているのですが、赤シートで覚えるにしてもこれでは難しいだろうな、というモノでした。

そこで、他のお子様がやってうまく行った方法を試してもらう事に。

ルーズリーフを縦半分に折り、その半分に自分で問題を書き写し穴あき問題を作ります。そして残り半分に穴あきの解答と関連する出来事を書いておきます。

これを電車の中や休み時間に毎日読みこむのです。音読をするとより記憶に留まりますが、さすがに電車内での音読は難しいですね。

A君に「ためしてみてね」と方法お伝えし、しばらくしてから様子を聞いてみたところ、やり方はまずまずいいのだけれども、少しアレンジしたとのこと。

覚え方は人それぞれですが、自分流に変えていくというのは大変いいことです。ご自身で「もっと他にやり方はないかな?」と考えている証拠だからです。

歴史に興味のある人なら、おそらく特に意識しなくとも自然に覚えられるでしょうが、勉強!となるとそうもいきません。

A君は最初に大まかな流れから覚えていく方法にしたそうです。

例えば戦国→安土桃山→江戸と全体の流れを知り、そのあとに安土桃山なら織田信長→豊臣秀吉、そしてさらに織田信長なら桶狭間の戦い、本能寺の変というように細分化していくのです。

このやり方で残り少ない夏休み中に必要な内容を覚えきれるといいのですが、あとは時間と努力にかかっています。


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