【有料級】トレード手法の開発方法(後編)

記事
コラム
こんにちは!

今回は『【有料級】トレード手法の開発方法』の後半の記事になります。

まだ前編を見ていない方はこちらを確認ください。

では続きを解説していきます。


4.検証

上記で決めたシグナルと通貨ペアと利確・損切り幅を検証していきます。
私が検証するのに使用しているツールは「FOREX TESTER」です。
結構お高めですが、使いやすく検証しやすいのでおすすめです。
検証するだけであればもちろんデモトレードがある証券会社でも大丈夫です。
bigener2.jpg



検証内容としては
・勝率
・検証期間
・検証トレード回数
・獲得pips/年
・トレード回数/年
ぐらいで大丈夫です。

獲得pipsが年間でプラスになっているか?
トレード回数が現実的な数字なのか?
などを検証してください。

もしプラスになっていない、トレード回数が現実的ではない場合は1番に戻って1から変更しましょう。

「シグナルに新たなルールを加える」や「損切り幅を狭くする」などの調整をし、整えていきます。

5.証拠金の設定

最後にマネーマネジメントを考えます。
FXや投資にはマネーマネジメントが最重要になりますので、しっかりと考えていきましょう。
マネーマネジメントの説明はこちらので説明しています。


目標年利、年間の勝率や1回の獲得pips数を考えて、1ポジションにかける証拠金を決定していきます。

①目標年利を設定する
年利を約何%にするか設定します。
当たり前ですが、目標を高くすれば高くするほど、リスクが高くなります。
長く安全に続ける場合は大体、年利5~15%の間ぐらいにするのが最初はいいでしょう。

②1ポジションの利益を設定する
1ポジションでの利益が何円にするかを設定します。
簡単な計算式を紹介します。

[ 資産 × 目標年利 ÷ 年間獲得pips × 1ポジションの利益(pips) = 1ポジションあたりの利益 ]

となります。

【例】
資産: 100万円
目標年利: 5%
年間獲得pips: 400pips
1ポジの利益(pips): 50pips 

100万円 × 5% ÷ 400pips × 50pips = 6250円

つまり、1ポジションで6250円の利益を出す目標となります。

③証拠金を設定する
次に②で算出した利益になるように証拠金を計算します。

[ 1ポジションあたりの利益 ÷ (1ポジションの利益(pips) ÷ 100) = 1ポジションの通貨量 ]

【例】
1ポジションあたりの利益: 6250円
1ポジの利益(pips): 50pips 

6250円 ÷ (50pips ÷100) = 12700通貨

この時に注意しなければならないのが、リスクです。
上記の例で損切り幅を倍の100pipsにしていた場合は一回の負けで、12700円の損失になります。
勝率が80%あった場合、10回に2回は負けることになります。
その2回または20回が連続で来ることを想定します。

20回連続で負けた場合
100万円 - 12700円 × 20回 = 746000円

上記の場合はまだ証拠金に使用できる資金は残っているので大丈夫です。

下記のように1ポジションあたりの証拠金が高い場合は連続で損失が続いた場合、資金がなくなる可能性があるので、注意しましょう。

1ポジションの証拠金が60000円の場合
100万円 - 6万円 × 20回 = -20万円





以上がトレード手法の作り方になります。
チャート分析するだけではなく、損切りや利益幅、資金の管理などが絶対に必要となります。


このようなトレード手法の作成方法で作成したトレード手法は下記になります。

さらにマネーマネージメントに特化させたので、1日5分で簡単にトレードできます。
詳しくはこちら⬇️


本日はここまでになります。
次回の更新をお待ちください。


【前回の記事】

【注目の記事】


【人気商品】




サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す