今年からセンター試験ではなく共通テストに変わりましたね。
試験内容にもセンターにはなかった「読解力」を試されるような試験が多かったように感じます。
中でも1番試験の内容が変わったのは英語ではないでしょうか?
共通テスト後のTwitterでは
「英語の問題予想してたのとは違った…」
「問題量が多すぎて全部解けなかった!」
リスニングの音声が速い!」
などの意見が多かったような気がします。
そうなのです。
今年度から英語の問題は大問が6に増え、さらに全体的に文章そのものの難易度は落ちたものの文章量がかなり多く、英文を早く読む速読力や瞬時に内容を理解する理解力が必要になってきたのです。
ではどうやったら共通テストで英語が得点源になるのでしょうか?
その秘訣を紹介したいと思います。
ここで私の実体験なのですが、私は英語があまり得意でなく、英語表現に至っては壊滅的で何回も赤点を取っていました…
しかし、今から教える方法だけで今年度の共通テストでは80点を超え、なおかつ模試でも偏差値60を常にキープし続けることができたのです!
1 とにかく英文になれる!
まず、英文が速く読めない人の特徴として
・意味をじっくり理解しようとする
・文構造などにも注意を向けてしまう
・単語を覚えていない
に大まかに分類されているように感じます。
確かに、難関私立大学や国公立大学の二次試験にはかなり難しい単語が出題されたり、非常に複雑な文構造を含む文章が出題されます。
しかし、共通テストは今年から直接英文法を聞くような問題は出題されなくなりました。その代わり文章量が増えたのです。
なので日頃から英文に触れることが重要になってきます。
意味は厳密には理解しなくて全然構わないです。なんとなくでいいので
「ここはこういうことを言ってるんだよなあ」とおおまかな話の流れをつかんでいくことが大切です。
具体的にいうと、やはり英語の本を読むのが1番いいのではないでしょうか。
また、よく内容の知っている話が良いと言いますが、逆に何回も読んだことのある本だとその知識ばかり思い出してあまり効果がなかったように感じます。
なので私は2年前に一回読んでうろ覚えで結末を記憶している本を読んでいました。
また小さい頃に読んでいた物語でもいい気がします。
2 わかる単語をどんどん拾っていく
これはかなり重要なことだと思っています。
上でも述べた通り、単語が思い出せないとそこで考えがストップしてしまい、大幅な時間のロスが生まれます。
しかし、どうしても思い出せないということがあると思います。そういう時にはわかる単語を拾って内容を掴むことが重要になってきます。
例を挙げると、
Many schools are now aiming at improving the quality of education.
(旺文社 英熟語ターゲット1000より引用)
この文は主語が Many schools になっているので一目で学校にまつわる話なんだと推測できます。また quality 、education など日常生活でも目にするような単語も入っているので、この文は学校での教育の質についての話なんだとわかります。
もしここで aiming at の意味が分からなくてもその後に続く単語などで上手く理解をカバーできるのです。
練習するのにおすすめなのは英検の参考書です。実は共通テストの英語は英検二級を同じレベルの難易度に設定されています。
なのでもし長文慣れしたい!でも良い参考書がわからない!という方は、英検対策用の長文読解の参考書がいくつも出回っているのでそれらを使ってみるのはどうでしょうか?
いかがでしたでしょうか?是非とも参考にしていただければと思います!