劣等感も悪くないよ。

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コラム
巷では

キラキラした表紙の
自己肯定感を高める本
が流行っています。

しかし・・・。

共感はできても、
何も解決しない。

自己肯定感は永遠に持つことができない
という
逆に、負のループに陥ることも多々ありました。

それは当たり前です。

楽あれば苦あり、
表もあれば裏もある。

自己肯定感高めなきゃ、
劣等感は「悪だ!」という思考が
巷の広告や発信などを通じて
無意識のうちに私たちの中に植え付けられていたのです。


落ち着いて考えてみてください・・。
いつも自信がない人でも
少しばかりは自信を持って取り組めた時もあったかもしれません。

「それほどでもなかった、
他人から評価されなかったし・・・」

と感じていたことでも
自分の中では
充足感や満足感を得られた瞬間もあったと思います。



なぜこんなに自己肯定感が低いのだろう?

やはり、
SNSや広告などの影響が大きいと思います。
また、
ポジティブ信仰。
ネガティブは悪だ。
マイナス発言禁止。

なので、
嫌な気分の時でも
無理やり「ポジティブ発言」を強いられるようになりました。

できないことでも
「できます!」と言ってしまうこともあります。

私自身も会社生活を通じて
「できなくても、やります」と言うのが
正しい・・・。
という教育を受けてきました。


悲しくて、苦しいのに
「大丈夫です!!」
と言ってしまうことも
似たようなことかもしれません。


それは、
明るい
ポジティブ
した側面だけが

「良い」

暗いネガティブ
した側面は

「悪い」

と世間から刷り込まれてしまっているのだと感じます。


自分の思っていることと、
感じていることに
大きな乖離があると

「鬱」になると言われています。


現代では風邪をひくように、
当たり前のように
メンタルをやられる人は多いです。

自分自身もその中の一人です。


自己肯定が低い!
ポジティブじゃない!

だから
駄目だ!!

という思考が余計に劣等感を感じてしまう原因になります。

そして、
自己肯定を高める本などの
マーケティングの餌食にされてしまう・・・。


劣等感があるのは悪くはありません。

劣等感があるからこそ、
・向上したい

と感じるのです。

何も他人より勝つばかりが
良いわけではありません。

勝てば
必要以上に浮き足だって
慢心する可能性も大いにあります。


劣等感のデメリットは
卑屈になることです。

どうせ私なんか
努力しても無駄だ・・・。

と・・・。

どうか卑屈にならないでください。
卑屈になっているのは
あなたのせいではありません。

劣等感は「悪」と決めつけている
発信に影響されているだけです。


周囲に影響されずに

良い時も悪い時もある
うまくいかない時もある。


優劣のみに偏らず、
バランスの良い考え方を身に付けたいものです。

お読みいただきありがとうございました。

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