独身子なしは不幸なのか？
記事コラム
独身子なしは不幸なのか？
最初に言っておこう。
既婚、子供ありの方はおそらく気分を害してしまうので
見ない方が良い。
子無しの方も、人によっては不快感を得るかもしれないので、
「自分の気持ち」を大事にする人は
見ないでください。
独身こなしは、
不幸ではないが、
生きづらいかもしれません。
会社では
女性のみならず、
男性の育休も取得することが可能になりました。
結婚祝い金、
結婚休暇
子供手当
などなど、
結婚、子供を持つ人には様々な
手当がついてきます。
数年前から私は
独身は損、
一生、子育て期間中の人から
仕事を押し付けられる！
そう感じていました。
しかし、
最近では徐々に薄らいできたのです。
子供ありの人が優遇されるのは
次の世代の人間を産み、
子なしは「生産性」が低いとされます。
ここで子無しの言い分としては
子供がいなくても「頑張って」いるのに
なんで！！
理不尽！
と感じることで苦しみはますます大きくなります。
この「頑張っているのに・・」
が割と毒になっています。
そう・・・。
頑張っているかどうかは
關係ないのです。
頑張っても
「生産（子を産んでいない）」ので
事実、
実績が無いのですから・・・。
ここでも様々な言い分があります。
子を産まない選択をするには
人によって背景が異なります。
病気（不妊も含む）、貧困、
環境の問題・・・。
色々あります。
単に
「選ばれなかった」だけではありません。
人によっては同情しかないような
理由の方もいるでしょう。
しかし・・・。
今は「気持ち」ではなく、
どんな同情すべき理由であれ、
次世代を産み落としていない事実に目を向けます。
そう・・。
仕方がないのです。
今の世間では
次世代を産み落としていない＝生産性がない
ということになるのです。
政治家の失言と同じようなことを言っていますが、
だからと言って
「善悪」「道徳」の議論を交わしたところで
このような社会である事実は変わりません。
自分でコントロールできないのです。
この
自分でコントロールできない事で
一種の「諦め」が生まれてきます。
一歩前進です。
悩みが少し減ります。
自分の力ではどうすることもできないので、
自分の力でどうにかすることに
目を向けるようになります。
そして
もう一つの悩みが
子無しのローモデルがないことです。
お手本となる人がいない。
どこもかしこも
ママでも金・・。
ママでもキャリアを積む
3人の子持ちのパパ・・・。
などと言う肩書きが「ウケて」います。
よくよく考えてみてください。
ママでもキャリアを積みたい・・・。
欲張りですよね。
世の中の全ての人が
ママでもキャリアを積める訳がありません。
今は競争社会です。
そうすると
誰かを蹴落として地位を得るしかありません。
理不尽・・・。
そうです。
世の中
「理不尽で”当然”」
どちらか一方しか得られないのは
女性軽視だ！！
と言う人もいるかもしれませんが、
無理があるのです。
当然、両方手に入れられる人よりも
両方手に入れられない人の方が多いかもしれません。
しかし、
世の中では
両方手に入れて「当たり前」という風潮があるようです。
広告などの影響なのだと感じています。
全ての富を手に入れられない人の方が多いのです。
それでも
子供のいない独身女性にとっては
妙な干渉や偏見を受けることは多いでしょう。
妙な干渉や偏見を持つ人は
一定数は必ずいます。
そのような人に出会ったら
「未熟な人」と思えば良い。
人間の一つの側面しか人を見ることができない
「未熟な人」「未発達な人」
この「未発達な人」の数の方が
多いかもしれませんが、
世の中的に
この「未発達な人」の母数が多いです。
子供がいることが
まともで正しい生き方という風潮になっているので
子供がいない人は
声を上げることはしません。
自分のことについても語らないでしょう。
過干渉を避けるためです。
それゆえ、
同じような人も多いですが、
見つかりにくいかもしれません。
しかし、
同志はいる。
そして
とにかく卑屈にならずに、
子無し、未婚以外にも
「マイノリティー」と呼ばれる人たちの
心強い味方になると感じています。
「普通」になれなかった
思想や表面的な肩書き・・。
環境などなど、
自分の意思ではどうにもならなかったこと。
辛い思いをしているからこそ、
広い心で
受け止めることができる度量の大きさや
人を許せる幅を広げること。
これも
これから生きていくための目的には
なるのではないかと感じています。
お読みいただきありがとうございました。
