豊かな人間関係を作るヒント その④

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こんにちは、nicoです(^^)

人間関係を悪化させる大きなリスクが、人を怒鳴ったり、叱りつけたりすることです。
それまでにあなたがどれほど相手に優しくし、信頼関係を築いたつもりでいても、一瞬にして関係性を壊す力を持っています。

そこで、今日は【他人を責めない】ことについて書きます。

職場で誰かがミスをしたとします。
間違えにも様々な種類があります。ちょっとした凡ミスから、会社に損害を与える大きなミスもあるでしょう。
それでも、責めることは百害あって一利なしと考えるべきです。

なぜなら、責められた本人は理屈では自分が悪いと分かっても、あなたへの反抗心を生む可能性が高いからです。
人間は感情の生き物です。いくらあなたが論理的に自分の正当性を主張し、相手をその場では納得させたとしても、素直に自分の過ちを認められるほど成熟している人は少ないものです。

そして、責められた相手はそのミスを長く引きずり、新たなミスを重ねて自尊心がみるみると下がっていき、パフォーマンスが下がってしまう負の連鎖を作り出します。
すでに起きたミスの取り返しがつくことはありません。
そして、大きなミスの背後にはルールの不備やダブルチェック不足等のシステムの問題があるものです。相手一人の責任にするのは筋違いである場合もある事を頭に入れておきましょう。


では、あなたが上司である時に相手のミスを責めない場合、どんな利点があるのか。

ほとんどの場合、自分で気づかなかったミスも相手に指摘すれば、自ら反省するでしょう。そこで、自分を責める相手をフォローし、次は失敗しないと信じていると信頼を寄せます。相手はあなたに恩義を感じるばかりでなく、次にミスをしないよう努力を惜しまないでしょう。これが、負の連鎖を生まない唯一の手段かと私は思います。

人間完璧な人はいません。今回、相手がやってしまったミスも、いつ自分自身の身に同じような事が起こるのか誰にもわかりません。

誰かがミスをした際は、人間関係を深めるチャンスと思い、あなたの器の大きさで受け止めましょう!

私も努力します(^^)


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