【心のデトックスライン】 にしだみゆです。
ジュエリーアイスってご存知でしょうか?
冷たい食べ物?って感じのネーミングですが、食べられません(笑)
北海道の豊頃町で見られる透明度の高い氷塊のこと
豊頃町に縁のある写真家によって名付けられました。
十勝川河口の豊頃町の海岸に打ちあがります。十勝川が凍る極寒の時期にだけ見られる現象で、氷の宝石と呼ばれています。氷の宝石が敷きつめられた海岸の光景はまさに絶景だそうです。
私は数年間行くかどうかを迷った末、昨年2月に北海道行きを計画していましたが、コロナの影響で旅行は中止に。
そのとき調べた情報を、安心して旅を再開できるまでの備忘録として書き留めておこうと思います。
ジュエリーアイスはなぜできるの?
1月下旬から2月下旬の極寒の時期、豊頃町の脇を流れる十勝川河口付近で結氷した河川氷が割れだして海に流れこむと、荒波にもまれてさまざまな形の氷になり、しけなどの高い波に乗って海岸に打ちあげられます。
波に削られた氷塊は、まるっこいフォルムになり、波打ち際で艶やかに輝きます。
暴風雪など荒れた天候が続くとジュエリーアイスが大量に発生するため、厳しい寒さが続くほど出会える可能性は高くなるのです。
自然の条件が揃ってこそ見られる絶景なので、見られるかどうかは運しだい。
ジュエリーアイスはどこで見られるの?
ジュエリーアイスは北海道中川郡豊頃町の大津海岸で見ることができます。
公共交通だけで行くことは難しいので、マイカー、レンタカー、タクシー、企画ツアーなどを利用することになると思いますが、やはり自由度が高いのは、マイカーやレンタカーでのアクセス。
大津海岸には駐車場がありますが、早朝の朝日とのコラボを撮影しようとカメラマンが多く押し寄せるので、シーズン中の早朝は特に混み合います。
大津海岸には、ジュエリーアイスの人気が高まるにつれて、ジュエリーハウスという休憩施設ができたのですが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、現在は休館しています。トイレだけはシーズン中使用できるようです。
十勝川の北西側の大津海岸がジュエリーアイスの鑑賞スポットして有名ですが、十勝川の北東にあるトイトッキ浜原生花園側の浜辺でもジュエリーアイスが打ちあがります。
ジュエリーアイスに関する情報は?
ジュエリーアイスが話題になり、豊頃町への問い合わせも増え、豊頃町が発信している「豊頃町の新絶景ジュエリーアイス」というHPにジュエリーアイスの情報が頻繁に更新されます。
ジュエリーアイスを鑑賞できる海岸への地図や防寒対策なども案内されているので必見です。
私もいつかは防寒対策をバッチリ整えて、撮影しに行ってみたいです。
本日の1曲は氷につなげて、久しぶりの和モノを。
井上陽水
氷の世界
人を傷つけたいな
誰か傷つけたいな
だけどできない理由は
やっぱりただ自分が恐いだけなんだな
こんなヒリつく歌詞を書いた井上陽水は当時25歳。
いまの陽水さんの年齢で同じような歌詞は生まれないでしょうし、人の感覚と感性って、多分に年齢も関係してると思うんですよね。
それは、未熟とか衰退とかいうことではなく、若い時には感覚が敏感で情報を集めやすく、そのぶん衝撃も受け取りやすかった気がします。
年齢が高くなるにつれて、良いことも悪いことも感度が鈍くなっていく。
それは、うまくすると心の安定にもつながるので、年を重ねるのも悪くないなと思うこともあります。
それを利用して、さらに大胆に冒険できることもありますしね。
受けとる能力が落ちていくのかもしれませんが、経験値が高くなって、自分の反応を予測できるようになるからかもしれません。
いま、恋愛や人間関係などの苦悩を抱えていらっしゃるかたは、詩でも絵でも、書きなぐりのメモでも、なにか自分の高い感性を残しておくといいですよ。
それでも、気持ちがザワついて落ち着かないときは、こちらへお電話ください。