こんにちは、にし★発達障害と双極性障害を克服です。
大人の発達障害の方のお悩みを書き留めていきます。
グレーゾーンの方や、未診断の方もぜひどうぞ。
今日のテーマは以下のようなお悩みです
「発達障害の影響で、職場での人間関係がうまくいかない」
「はっきり言って孤立している」
このテーマは、大人の発達障害の悩みとして相談を受けやすい内容です。
お悩みについて、本記事では1つヒントを公開します。
この記事を読んでヒントを得ることで、あなたは職場での人間関係を改善し、仕事と生活の質を向上できます。
ヒントの前に、この悩みの緊急度をお伝えします。
発達障害の当事者でサラリーマンだった僕は、この悩み・相談を、ありふれた質問だとは思いません。
人間関係を築けない、または維持できないことは、すごく深刻な問題です!
今すぐ何とかして改善するべきです。
なぜなら、以下の理由があるからです。
・被害が広がる前に手を打てば軽症で終わる
・時間が経つにつれ、あなたがミスをするにつれ、修復に時間がかかる
相手も人ですから、一度ネガティブな印象を与えると、考え直してもらうのは難しいのです。
ぜひ、早めの手当てをしていきましょう!
人間関係の構築が重要な理由
まず1つ目に、職場での人間関係が築けないで孤立していると、仕事における成功を得ることが難しくなります。
仕事の成功の先には、出世・昇進・昇給が待っています。
仕事の成功が無いと、チャンスを逃してしまうかもしれません。
ひいては、仕事がうまくいかない、孤立している現状が、生活の満足度に大きな影響を及ぼします。
毎日、寂しく反省しながら家に帰るのは辛いですよね…。
ですので、今、何もしないでいる余裕はありません。
「お前はどうなんだ?」と問われると、かつては職場で孤立感を味わったことがあります。
僕は若手社員だったころは対策もできていなかったし、それにしてもひどかったな…と今思い出しても恥ずかしいです。
例えば
・不注意から先輩からの指示をしっかり聞けず、再度聞き直して怒られる。
・会議でタイミングを考えず不要な発言をして怒られる。
・計画を立てるのが苦手で、期限を守れず怒られる。
怒られっぱなしです。
職場では浮いた存在になってしまい、与えられる仕事も単純作業(しかも毎日深夜残業になるほどの量)。
結果、うつ病を発症したと言っても過言ではありません。
誰にも助けを求められなかったという記憶が残っているだけです。
この経験から、会社での人間関係が構築できないことは深刻だと考えているのです。
しかし、冒頭でお伝えした通り、あなたは自分の思いを効果的に伝え、職場での人間関係を改善し、仕事と生活の質を向上させることができます。
解決するべきは、発達障害をどうにかしようというものではありません。
発達障害の特性を押さえつけることでもありません。
なぜ人間関係に問題が発生するかと言うと、周囲とあなたとの認識のずれが原因です。
うまく発言するにはどうすればよい?ズレをなくす方法は?と考えてみてください。
あなたが問題を克服し、成功を手に入れるためにどんな方法があるでしょうか?
その方法の1つが「気持ちを伝えるメール」です。
「気持ちを伝えるメール」が有効な理由
どうですか?イメージできますか?
「なんだそんなことか」と思ったあなた、早くも危険信号です。
定型発達の人たちは、日常的に「気持ちを伝えるメール」を送っています。
お礼をつたえること、至らぬ点に謝罪すること、直接伝えますし、メールでも伝えています。
何も言わないあなたは、周囲からどう見えているでしょうか…?
「何を考えているか分からない」などと誤解を受けないうちにメールを出しましょう。
「こんなメール発信する勇気が無い」と思ったあなた、正しく悩んでいますね。
気持ちを伝えることは大切ですが、自我に自信のない大人の発達障害の人には、勇気のいることです。
しかし「面と向かって言うよりは楽だな」と考え直していただければ幸いです。
対面ではなくメールを使う利点は、2つあります。
・メールを通じて思い・考えを整理し、正確に伝えることができる。
・文章でのコミュニケーションは、誤解を減少させるのに役立つ。
メールで送れば、自分の考えていることや思いを正直にわかりやすく書くことができます。
そして、言い間違えや感情的になったりすることもなく文面で伝えられるので、誤解されにくくなります。
僕は、衝動を抑えられずに発言してしまったり、細かいことをダラダラと時間を使ってしゃべってしまったりしていました。
はっきり言って、面倒くさいやつだったでしょう。
自分でも、「またやってしまった」と思うくらいひどい状態でした。
そこで解決策を考えてみて実践しました。
効果のあった方法のうちの1つが「気持ちを伝えるメール」です。
上司に自分の考えを伝え、理解を得ることができたのです。そして、メールを活用することで、誤解が減り、周囲のメンバーとも信頼関係を築くことができました。
「気持ちを伝えるメール」を送信する
「気持ちを伝えるメール」は以下のステップで実行できます。
1.自分の思いを整理し、要点をまとめる
2.文章を通じて伝える内容を明確にし、誤解を防ぐ
3.メールを送る前に文章を校閲して誤字脱字を修正する
メールに慣れていない人は、最初に以下を書いてしまいましょう。
・何を伝えたいか
・誰に伝えたいか
・どう理解してほしいか
僕だけではなく、周囲の発達障害の知り合い・友人も、同じ方法で職場の人間関係を改善できました。
あなたにもきっと良い効果があると信じています。
ぜひ「気持ちを伝えるメール」を送ってください。
フィードバックを受ける
上司や同僚から、ちゃんと伝わっているかフィードバックを受け、改善していきます。
1.実際にメールを送ってみる。
2.メールでコミュニケーションをとったあと、上司や同僚からフィードバックを受ける。
3.引き続きメールを送り、コミュニケーションの練習を重ねる。メールに気持ちを書く技術を磨く。
4.成功体験を上司と同僚に報告する。
最初から完璧なメールを送れなくても構わないです。
100点ではなく、気楽に60点くらいを目指しましょう。
書けば書くほど、気持ちを乗せたメールが自然に書けるようになっていきますので、安心してください。
メールを送信した後は、実際にどう伝わったか、上司や同僚に聞いてみましょう。
もし伝えたかった気持ちとズレが生じていたら、どう書けば伝わるかを上司や同僚に確認してましょう。
次回はズレた部分を修正してメールを送ります。
伝わっているか確認するには、送信した相手に声をかけて、メールの文面を見ながら話すのが手っ取り早いですね。
さいごに
発達障害を持つ人でも、周囲の人たちと人間関係を築くことは可能です。
この記事で紹介した「気持ちを伝えるメール」は、数ある方法の中でもすぐに取り組める方法です。
僕や周りの人にも、取り組んで成功した実績もあります。
口下手な人、余計なことを言ってしまう人、対人恐怖のある人。
大丈夫です。
メールを使いこなして気持ちを伝えましょう!
ただ、メールだから何を言ってもいい、と言うわけではないので注意してください。
もしメールの内容が不安であれば、僕に相談してください。
メールの文面が良くできているか、正しく伝わる内容になっているか、確認します!
僕はメール文化の強いIT企業で10年以上働いていたので、信用していただければ。
最後になりますが、実は「気持ちを伝えるメール」以外にも人間関係を築く方法があります。
どれも僕が発達障害の特性に沿って編み出した方法です。
ご希望の方には、サービスの中でお伝えいたしますね。
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自己紹介
"にし★発達障害と双極性障害を克服"です。
僕は、発達障害(ADHD/ASD)を持つ障害者です。
ココナラで大人の発達障害の方向けに、お仕事のお悩みを聞き、ご相談いただくサービスを提供しています。
当事者だからこそ分かり合えるという、貴重なサービスだと自負しています。
グレーゾーン、未診断の方もお気軽にご連絡ください。