2024年版(令和6/1/1改訂)教員採用試験の対策 ~自治体傾向の把握の重要性~

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コラム

【結論から】

教員採用試験の対策では、自治体の問題内容について徹底的に傾向を調べることをおすすめします。
これが試験当日に思わぬ波及効果をもたらし、がぜん合格への自信を高めることにもつながります。


【本文】

01 自治体傾向の把握.jpg

上記の写真は、ユウが大学4年生の1月に教員採用試験の対策でまとめていたノートの一部抜粋です。
(字が汚くて申し訳ありません。また、少し間違っている部分や誤字脱字もあります。なにせ、勉強し始めの頃で焦っていましたので…)

志望自治体の一つでは、教職教養が出題される予定でした。
教員採用試験の対策では、「過去問の傾向を簡単に把握しておくとよい」という先輩のアドバイスを基に調べてみました。

しかし、自身の心配性な性格から、「傾向を調べるなら、簡単ではなく、徹底的にやって合格率を上げよう」と思い、先輩のアドバイス以上に徹底して研究しました。
その内容の一部が上記の写真です。

左端の漢字一字は、教職教養の中の分野を表したものです。
例えば「史」は教育史で、「法」は法規関連です。
各分野の重要な人物や用語を絞って整理しました。

ここで大切なことが「2点」あります。

志望自治体では、出題される可能性がほぼない分野があること。
左端の漢字一字、「史」の欄をご覧ください。
ここには「X」と記入しています。
これは、過去問を調べた中で、一度も出題されなかったことを意味しています。
ですので、この自治体を受ける際に、教育史はほとんど勉強しないことにしました。
実際の試験では、もちろん出題されませんでした。
※協同出版の過去問などを使うこともよいですが、やはり自分で整理することが有効だと思います。

人物や用語を□(四角)で囲んでいるものがあります。
これは、「過去問の中で数回同じものが問われた」ということを強調して分かりやすくしています。
これにより、囲んだものは関連する人物や発言、用語などを含めて徹底的に調べました。
特にこの自治体では、図書館法が必ず毎年出題されていましたので、完璧に暗記して試験に臨みました。
案の定、図書館法が出題され、自信をもって答えることができました。
自信をもって解答することができると、試験中は波に乗って集中力を高めたまま問題を解くことができます。
結果、試験終了のチャイムが鳴った時は、教職教養については「合格しただろう」という自信で満ち溢れていました。
その後の試験も、その自信が功を奏し、勢いよく取り組むことができました。


【結論】

教員採用試験の対策では、志望自治体の問題傾向を徹底的に調べることが最重要事項の一つです。
必ず出ると思われる分野もありますので、合格率を限りなく100%に高めるために徹底的に研究しましょう。

このような相談も含めて、弊社は一生懸命にクライアント様のサポートをさせていただきます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。


以上
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