人の食べ物を与えることについて

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もうすぐ新年ですね。
いつもより少しおいしいものを食べて、家族でゆっくりした時間を過ごして、穏やかに過ごしたいですね。
ご馳走を家族で囲むと、みんなでシェアしたくなりますよね。
ついつい気が緩んで、ペットにもあげたくなってしまう。
そのお気持ちは分かります。だって家族ですものね。
ですが、人の食べ物を与える前に少しだけ考えて欲しいのです。

それは、自然界でその動物が口にしうる食べ物でしょうか?

塩や調味料でしっかり味付けされた食べ物。
油で覆われた食べ物。
砂糖がしみ込んだ・回りにまぶされた食べ物。
複数の食物を練り合わせたり固めた食べ物。
穀食性の動物が本来食べないはずの動物の肉。

人にとっては当たり前に食べているものでも、食べる主が変われば事情は違ってくるものです。
また、50~70㎏の人間が食べる分には問題が無くても、
相手が20~50gの小鳥が食べれば大問題、という場合もあります。
小さい動物であればあるほど、許容量も小さいのです。
直接的に有害ではなかったとしても、簡単にカロリーオーバーして肥満を招くこともあります。
本来食べるべきものではないものを食べれば内臓に負担がかかり消化不良になり、体力が落ちそれがもとで病気を併発するかもしれません。

鳥は好きな人が差し出した物は喜んで食べます。
たとえ有害であってもおいしければ食べます。
食事をコントロールするのは飼い主側なのです。

…と、怖いことばかり書きました。
色々な考えがあるかもしれませんが、
私は、「人の食べ物は与えないで下さい」という姿勢です。
ただ「食べ物をシェアしたい」という気持ちまでは否定したくないな、と考えています。

どうしてもシェアしたいんです!という方、
耳かき一杯程度
でどうでしょうか?
目的はたくさん食べることではなく、
香りと味を楽しんでもらうこと、
家族の一員としてシェアすること、
何より、「飼い主さんから」もらえることを喜んでもらうこと。
少量であっても伝わるのではないでしょうか。

どうか楽しい穏やかな年末年始を過ごしてくださいね。
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