三澤です。
今日ふと思ったこと。
それは、「素直に謝る」ということです。
私は今でこそ、大人に対しても、子どもに対しても比較的素直に謝ることができるようになりましたが、昔は素直に謝ることができませんでした。
子どもに対してちょっと感情的になって、ついつい言い過ぎてしまったとき。
あとで「言い過ぎたかな。。。感情的になっていたな」と思っても、素直に謝ることができませんでした。
なんでしょうかね、大人としてのプライドでしょうか。
謝ると、自分が子どもにみくびられるとでも思っていたのでしょうか。
謝ることで、子どもに教育的にイニシアチブを持っていかれるとでも思っていたのでしょうか。
私が素直に謝れるようになったのは、「素直に謝れない大人のこと」を思い出してからです。
私は中学生くらいのとき、学校で素直に謝ることができない先生は大嫌いでした。
だれが見ても先生の勘違いでミスをしたのに、謝れない。
謝るどころかそれを隠そうとする。
こういう大人を見て、私は絶対にそんな大人にはならないと思っていたはずなのに、気づいたら自分も同じような大人になりつつあったのです。
父が私に対して怒鳴ってきたとき。
それが私のミスでないとわかっても、父は謝ることができませんでした。
このときも、私はこんな大人には絶対にならないと思っていたのに、知らず知らずのうちに同じような道を歩みつつありました。
このことに気づいてから、私は自分がよくないことをしたら、素直にそのことを謝るようにしました。
これは子どもに対しても同じです。
子どもがどんなに小さくても、自分がよくないことをしたら、心から「ごめんなさい」というようにしました。
そうすると、子どもは私たち大人より寛容なところがあり、「いいよ、だいじょうぶ」と言って、すぐに許してくれることが多いように思います。
謝ったら、すぐにそのことを水に流してくれるのです。
大人だと、謝ってもあとを引きずることがあるように思いますが、子どもはその点がスッキリしているようにも思います。
「ごめんなさい」をしたら、すぐに仲良し。
私もその点は見習って、謝ってきた人には、すぐに仲良しにするように心がけています。