ガンダムはインディゴチルドレンな話だよなぁって思う

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なんかすごい嵐でしたね。京都もものすごかったみたい。叩きつける雨音をききながら、家で大人しく、アニメのユニコーン・ガンダムを全22話まとめてみてたんですよね。2007年放映のこの作品、改めて良かったです〜。

 もともと、サンライズのガンダムシリーズは哲学的な作品でこ難しいですよね。そしてキャラクターの言い回しが難解でセリフを聞き取るのがなかなか大変。さらに、ストーリー全体の構造を把握する事自体、かなり難しくて、そんなわけで子供の頃は、内容まではあまり良くわかってなかったです。

 ただマシンとか戦闘シーンがかっこよくて好ましい、というくらいだった位置づけのガンダムなのですが、おとなになると、色々なやり取りの意味がわかってきて、すごい作品だなぁと改めて感激しました。

ガンダムシリーズがテーマにしてる内容って、実はこの3次元世界とスピリチュアル的にすごくリンクしてるんですよね。気づいてた?

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ガンダムの世界は、要するに「科学技術だけがえらく発達してしまい、精神的な発達・霊的な進化が追いつかなくなってしまった場合の地球」を描いたお話なんです。

地球環境が荒れてしまい、資源が枯れ果てて、増え続ける地球人口を地球が養えなくなったので、国連は宇宙にコロニー(植民地)をつくって人類を宇宙にどんどん移民させるんですよね。
 そして、地球は、植民地から資源や食料を調達し、支配・管理している。
 だけど、税金をとられ、富を搾取される側で、政治になんの権利もない植民地側は、自治を勝ち取りたくて、宇宙生まれの王族をたてて、地球からの独立を目指すんです。

そして双方の軍、つまり地球連邦軍(アースノイド=地球出身人)と宇宙連邦軍(スペースノイド=植民地生まれ)は宇宙世紀が始まった100年間をずっと最新化学兵器を駆使して戦っている。

この時代の人類は、文化や環境、人種の多様性の中で、人はお互いをわかりあえなくなっていてお互いに被害者意識を持ち、立場の違う相手への理解を失って、目には目をと、因縁をどんどんためにためていくような不信の関係性でできているので、この宇宙戦争はいつまでたっても終わらないんです。
 双方には、相応の言い分がある。しかし譲れないほどにカルマがたまりすぎちゃっていて、とてもそれを手放すなんてことにはなれない。
 敵に殺戮され、ひどい目にあわされて、許しがたい目に何度もあっているのでお互いがお互いを許せないし、疑心暗鬼のまま、収奪や力の支配による統治でガチガチやってるんですよ。
(まさに地の時代のよう。宇宙エネルギーの追い風がなければ、実際の地球もこうなっているのかもしれません。)

で、言い分はあるとはいえ、こんな無益な争いを続ける悲惨でネガティブな因縁の世界でも、それが終わらせる希望がたったひとつだけある、という科学的な可能性の解が存在していたんですね。
 それが、シャアのお父さんの立てた、いずれ宇宙に適合した新しいジェネレーション、新人類「ニュータイプ」が生まれはじめれば、彼らが宇宙を統合・調和させていく存在になる、という希望的見込みだったんですよね。

この新人類は、いわばサイキックな人々で、非常に優しく感受性が強いばかりか、善悪の二極だけに偏らない霊的な進化を遂げた人たちなんです。
この人間たちを人類は憧れと希望を持って、そして同時に軍事的な脅威として、「ニュータイプ」と呼ぶようになりました。

このニュータイプと言われる人たちは、怒りに駆られると戦闘能力は高いんですけど、基本的には平和を望み、非常に心優しくて他人のこころに敏感。
 普段は心ここにあらずで、自分の使命を探しながら宇宙をみつめているような人。なにかに没頭するか、思索や物思いに沈んでいるような人でもあります。しかし一旦、自分の内側のパワーに気づき始めると、人間の潜在能力を最大に活かし、あらゆるものの人間の限界値を超えていく可能性を持った存在になれるんですね。

 で、宇宙に散らばった人類たちは、このニュータイプに望みを託す人たちと、現実世界はそんなあやふやなものに左右されるべきではない、と考える人達などが色々いて、単純に地球軍対宇宙出身者軍とで、はっきりと善悪にわかれた戦いにはなって無いんですよね。
 悪者も善人も存在しないのに、ただ人がひたすら勝手に、自分たちの被害者意識と善悪基準をベースにして、自分たちの一方見の主張で、自分たちの思う正義のままに、ひたすら戦闘を続けているだけの世界なんです。
だから、自分たちの生存のためには、宇宙連邦につくこともあるし、地球連邦軍につくこともある。事情や立場によって、軍人が仕える主人を一旦都合の良いほうへ戦略上乗り換えたりするのも、ストーリーが複雑になる理由です。

ニュータイプ本人は、テレパシーで人の気持ちが痛いほど響く人たちなので、「理屈は色々だとしても、とにかく目の前の人を傷つけたり殺したり、悲しませたら駄目だろう!」って自分も戦闘で人を殺さなくてはいけない立場に置かれながら、心のやり場のない葛藤や矛盾が広がっていく世界です。

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 面白いのが、このガンダムシリーズが始まった時期ですね。
 主人公 アムロ・レイの初代ガンダム放映開始がなんと1979年。
 スピリチュアルな人なら知ってると思うんですが、77年、78年、79年のあたりは、地球にインディゴ・チルドレンと呼ばれる地球のアセンションに備え、新時代のために精神開拓の役割を担った魂の第一団が到着したといわれる年なんですよね。
 そしてこの時代生まれの日本の子どもたちは、日本のマスコミに「新日本人」というあだ名を付けられた世代なんです。

 というのも、団塊世代を含むそれまでの世代というのは、社会的な目線や物質に重きを置く価値観の人たちが多くて、対抗意識や競争意識も非常に強かったんですよね。猛烈肉食系男子・女子が多かった。
 ところが70年代生まれ以降の子どもたちは、その親の世代ほど、やる気がない、覇気がない、欲がない、リベンジ精神が薄い、ということで、よくわからない世界観を持つ軟弱な世代として、上の世代に呆れられてしまったんですよね。

 一応、バブル期はとおったものの、親の世代ほどガツガツしてないために、生命力が薄い、軟弱だ、育て方を間違った、温室育ち、などとよく言われた世代なんです。
 この世代の中から、インディゴ・チルドレンが生まれ、傷つきながらも世の中の体制に疑問を持ち、ときに反発し、精神的な深さを育てながら、社会の矛盾に対抗する大人になっていきました。
 要するに本当に、「ニュータイプ」が生まれた年だったんです。

そんなこと、このガンダムシリーズが始まったときには全く分からなかったわけなんですが、ガンダムのストーリーをみていると、これは当時の地球におろされたチャネリング・メッセージなのではないかとおもえるほど、実際の地球の流れにリンクしているんですよね。
今まさにこの宇宙世紀開始前の状況になっていると思いませんか?

 地球人が増えすぎて全員を養えないとか、環境変化で食糧不足、資源争奪戦の領土の争いが再び起きるとか、世の中のメディアがいう内容的にはそういう要素が深まっていることになってるじゃないですか。
台湾有事が起きたら、もれなく日本は戦場になるとかね。

 まだガンダムを飛ばすところとか、スペースコロニーつくる技術にまでは至ってないですが、そっちの方向へ進もうとしています。スペースコロニーをつくるためには、重力を克服しなきゃいけませんが、宇宙空間で動けるロボットが必要にもなるので、同時にガンダムもつくられるかもしれません。
 そんな時代を前に、ニュータイプであるインディゴ・チルドレンたちは生まれ、すでに第一陣はもう40代半ば。
 今の地球は、そのインディゴの子どもたちとして、さらにクリスタルチルドレンやレインボーチルドレンといった、霊的な進化をすませた状態でやってくる子どもたちが、どんどん生まれているんですよね。
 普通に前世を覚えている子どもたちとか、生まれながらにお釈迦様のようなことをいう子どもたちとか、超特殊技能を持った子供とかね....

 そしてこの人たちというのは、精神文化に非常にアンテナが立つので、向上心が高く、霊的な情報や直感を人生の折々に取り込みながら、人生をクリエイトしているんです。

霊など存在しない、人間死んだら終わりだ!
理想と現実は違うんだ!

という考えが非常に多かった前世代とは生き方が全く違っているんですよね。これは日本だけでなく、全世界的にそういうことが起きていると言われています。

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そして1900年位から、終末論が流行り始め、世界中のサイキックが宇宙から同じような予言やメッセージを受け取り、一斉にアセンションを言い出しました。そして予言が成就され、2012年に地球自身がアセンションを開始の決断をとったあと、徐々に地球は変化し始めて、それとともに人々の意識次元が急激に上がってきました。

 極めつけの大きな段階として、スピリチュアルでは、2021年冬至は、その日を境に、2つの地球に分かれたと言われていますね。

人間は常に宇宙エネルギーと自分の肉体や意識を交信していますので、宇宙エネルギーが変化するにつれて、意識がかわっていきました。そのなかでも21年は、それまで、霊的なことや精神的なことに対してどっちつかずだったグレーゾーンだった地球人たちが、此処から先、進化次元へ進むことを選ぶか、それまでどおりの精神次元の維持を選ぶか、無意識レベルで選択した瞬間だったのだそうです。
 そして、肉体のDNAも変化していると言われてもいて、現在の炭素ベースの肉体から、ケイ素ベースの肉体へとすこしづつ組成が代わっていっているといわれています。

ユニコーン・ガンダムは、宇宙世紀100年を前にした不安定な社会情勢の中に生まれたニュータイプの少年が主人公です。

乗るガンダムの最新型も、なんと人間の感情エネルギーや思念といった波長によって自動でガンダムの戦闘能力が増幅し、場合によっては新たな機能を獲得するというNTDという科学技術を取り入れたガンダムになっています。
人間の思念を科学に取り込んで活用している時代になり始めているんです。
でも逆にだからこそ、機械と一体化して、自分のパワーを止められなくなる。
精神の維持のちからも必要とされます。

変身シーンがめっちゃかっこええのですよ。
それが宇宙空間を飛び回るとドキドキします。

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ラストシーンで、アムロのように、自己犠牲を払い、ユニコーン・ガンダムは大切なみんなを守るために盾になりますが、その能力がパイロットの思念によって最大化されたガンダムからは、なんとクリスタルが生えてくるのですよ。水晶=ケイ素なんで、これも意味深でしょ〜〜〜!!

宇宙連邦軍の軍神シャアの記憶をこめられたクローンシャアである、フルフロンタルさんは、人間の魂や感情を否定し、すべてを合理的かつ狡猾に、理屈や駆け引きでこの戦乱の世を渡っています。

その魂のないフルフロンタルが行き着いた意識世界は、冷たくてなんの光もない大きな闇が広がるだけでした。
これが真実だ、しっかり見ろ、とフル・フロンタルさんはニュータイプのバナージ少年をその意識世界に引きずり込みます。
深い闇の中で、震えるバナージ。

でも、何もないその空間から、温かい光がまるで守るように、少年の胸の内側から発し始めるんです。
 そして、宇宙空間に消え去った、たくさんの霊魂たちが二人に語りかけ、集まり始めるんです。

死んだらおしまい。なにもなくなる。人間は自然の一部であり、消滅する。
とか、
大きな視点で捉えれば結局は虚しい存在だ、宇宙のゴミにしか過ぎない
と、それが真実だと信じて生きる人間のこころの闇の世界。
希望がなく、機械的にただ、延々と眼の前の戦闘を繰り返していくしか無い。


そんな深い深層意識が展開されたあとに、
命の本質とも言うべき、魂たちが現れ、霊的な世界や自分たちが光の塊であることをつげてくるシーンなどは、まさに現代のスピリチュアルのテーマ、そのまんまでした。

最終エピソードでバナージが大きな危機に立たされたときには、自分たちの光のパワー、神聖さ、永遠のつながり、世代交代しながら受け継がれる意志のパワー、そんなものの応援を受け、人間の思念をパワーに変える機能を持つユニコーン・ガンダムが、パイロット個人のポテンシャルを超えてどんどん増強していくことになります。

そして最後には、意識を失いながらも、不可能に近いとも思える、自分たちを破壊しようとするレーザー砲の威力に、盾になって耐え抜き、ニュータイプの潜在能力を最大値に発揮させ、思念によって敵のモビルスーツの機能を奪ったり停止させたりするなど、それまでの想像を超えた平和的な解決法で、利害が絡み合う大きな戦いを終焉させることができたのでした。

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今、実際の地球でも、二極化した先に、眠りの地球と目覚めのひとたちが選んだもうひとつの並行宇宙世界の地球とがどんどん分かれている最中だと言われていますが、その中で道が見えなくなっていく人もいます。
 フル・フロンタルさんのように、最大に分離を味わうと、闇しか見えなくなってしまうんですよね。みえない世界を否定して、光が見えなくなった結果、凶悪犯罪が多発しているように見えます。

 私の親の世代は、スピリチュアルなことを話すと新興宗教にハマってしまったのではないかとすぐに恐怖する世代です。お仏壇にお線香一本あげませんし、一切、宗教的なエッセンスのあることには耳を傾けません。それどころか、お布施を求められると警戒します。物質主義者が多い世代です。

 しかし今後を生きる上では、目に見える世界以外の世界があることを、うけとめられるかどうか、というのは、今後の宇宙時代、AIによる飛躍的な科学の発達の中で、人間が自分たちを維持する上で非常に大事な要素になってくるのではないかと思います。

機械の社会が来るからこそ、自分が機械になったらおしまい。
見えるものしか信じないひとたちというのは、生き物としての自分本来の生きる意味を見失い、その世界では人間性のバランスを取ることができずに、旧世代のままだと、不自由に甘んじ、硬直するしかなくなると思うのですよ。

 超科学時代に起こり得る共食いのような全人類の最終戦争を迎える前に、人類の救世主となるのは、人々の精神性の進化、霊性の進化の考え方であることを、うまくガンダムの世界が教えてくれてるなぁと思います。

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アニメだけの話じゃなくて、実際に行き詰まった地球を変えていくのは、「ニュータイプ」なんですよ。人々が不可能だと考えるような可能性を目の前で展開していく、「悟り」を選んだ人々なんですよ。

インドの聖者が僕らに言ってたのは、時代の光になれってことでした。
ああいう生き方ができるなら、悪い時代じゃないかもしれないって人々が希望を持って生きるための先駆者になれって言ってましたね。
可能性を100%うまくいかして、行きたい人生を生きる。

映画や小説、漫画、自分たちが惹かれた作品の中には、大事なメッセージが色々とあるかもしれません。
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