プロファイリングをご遠慮いただくケース

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今ね、庚の月が始まったんだよね。
庚って、刀なの。庚はね、良いもの、悪いものを見定めて、スパンと切る闘争本能に当たる気。

だからか今月はやたら道徳心とか不純なものに目がいって、自然と自分の中にこういうテーマが浮き上がってきちゃってるだけなんで、表現が行き過ぎちゃったらごめんなさい!なんだけどね.....、

事の始まりはこう。
数ヶ月前、特殊技能者ネットワークのドクターに治療してもらっているとき、こんな話になった。

「どんなに良い効果を与えるものであっても、それがその人がモノにできない場合もあるので、結果を自分自身で背負えない状況にあるときは、やっぱりこちらから見定めてお断りする、ということは大事だよねぇ」

「特に薬を使うほど、精神的な病に行ってしまった場合は、自分の本体が体の外に出ちゃってるから、意識体に影響を与えるような精妙なアプローチ全般が厳しくなるよね」って話。

特殊技能者ネットワークのメンバー(←勝手に自分の心の中でチーム化しているだけなんだけど)は、精妙な世界を取り扱うプロたち。
 自分の仕事領域の中でたくさんの失敗も経験している。
患者さん・依頼人にその精妙な世界と向き合って理解しようという感性があるか、最低限、患者さん・依頼人が自分の意識が肉体とつながっていないと、アプローチをかけたこっちが返り血を浴びるみたいな経験もたくさんしているので、「助けてあげたいとか、なんとかこの人の苦しみを取ってあげたい」とかいう情けを下手にかけてしまうことで、お互いが良くない状況に陥る、ということを体験的に知っている。

だから、「断る」ということも、非常に大切な判断だ。
...って結論に到達しているんだよね。
 とはいえ、特殊技能者たちはもともと向上心が強かったがゆえに、人が到達できない領域にまできた人たちなので、もちろんそういう限界にもひるまず挑戦してやろうみたいな思いも当然心のどこかにはある。

そこで相手のために挑戦してみて、苦い思いをして、自分の中に明確な線引きの基準値を持つことにしたわけ。
決してやる気がないわけではないし、解決法がないわけではない。

そこで一人の難しい相手を手助けするために、限界に挑戦して無理をして自分が倒れれば、他の楽に状態を引き上げられるもっと多くの人たちを手助けすることができなくなる。

そういうことを考えれば、自分の器の中でなんとかできるひとをたくさん手助けしたほうが自分を活かせるわけなので、

断られた難しいケースの人たちは、「わたしはこんなに困ってるのに、この人なんて冷たいの!」と思わず食ってかかりたくなるだろうけれども、これはもう如何しようも無い話なんだよね。
 ましてや自分はプロファイラーなので、もし一旦深くつながったら、相手が自分に親への無意識の怒りや甘えや思いをぶつけてくることになるだろうな、そうなると収拾がつかないな、ということも宿命を見ればだいたいわかる。

 なので自分が相手に合わせられる規格基準を超えた相手がご依頼人だった場合は、相手がこちらの規格に合わせられる状態にまで変容してきてもらってからでないと、(ましてや宿命に天将星でも持っていなければ)とても自分のエネルギーが追いつかなくなるからなんだよね。

超セレブばかり治療してきたあるカイロの先生は、若いころ、自分が相手を治している、と自分の技能を過信した結果、末期ガン患者ばかり「治してあげる」と引き受けた過去がある。その結果、どうなったかというと、そのなかの何人かにつきまとっていた良くない存在に幻想を見せられ、生命力を封鎖され、自殺寸前まで追い込まれた事があった。
自分のエネルギー体をよってたかって壊されかかった。

 病気になるには、病気になるだけの低い波動エネルギーがちゃんとあり、心の健康を損なった部分にいろんなものがひきつけられて集まりやすい。
(その病気が魂のカルマ由来であったりする場合もあるので、その人の生き方が問題とか悪い意識をもっているとか、そういう単純な話ではない。)

そして、そのエネルギーと共振する部分が治療者側にあった場合、自分も同じ病気にかかることがある。医者が長年の自分の専門の科の病気にかかる、というのはそういうカラクリでもある。だから、自分のエネルギーを漏れさせる危険性について、(特殊技能者ネットワーク認定されてる)プロたちは非常によくわかってる。だから常に自分の気を定期的に綺麗にすることを仕事と並行して行っている。そして、そういう闇の存在たちに気がついても、無視して、気づかなかったふりをして相手にしないようにしている。

そして、相手の中に「このひとが私の問題をなんとかしてくれる」という甘えの意識があり、結果を人のせいにしやすく、自分で判断の責任を取れないような状況にあるときは、まず、お断りする。

以上のような考えが、特殊技能者ネットワークのどの人も持ってるスタンス。
最低限、自分の人生は自分で責任を取る、という意識がなければ、特殊技能者ネットワークが相手に自分の技能を使うことはないってことなんだよね。

一方で、自分で責任を取れない人たちですら相手にする同業者というのは、相手のそうした依存性を利用して、足元を見た仕事をしている。ずっと自分にぶら下げ続けて、食い物にしていくセミ・プロな人たち。
それでも、クライエントさん視点では、道具は使いようと思って、利用している人もいるかもしれないけどね。

だから、同業者が変なことをやってることを知ると、
その人たちが自分のエネルギー体のとなりにくっつけているのは、何?
ちゃんと、よく見て。...って、私たちはよく思うよね。w

自分たちは技能者であって人格者ではないし、どんな変な人であっても、相手の神性も知っている。
 だから、自分の技能をどのようにつかうべきなのか、自分なりの倫理観を持ってやっている。だから、算命学鑑定士についても、別に人格者ではないよ、って常々言ってる。

だからちょっと難しいなぁって思うときは、自分も「お断り」するんだよね。
何でもかんでも、お金をもらえるなら分析するわけじゃない。
条件がある。

自分がお断りする条件というのは、いくつかあって、そのひとつが、
「基本的にこれまで医療機関にお世話になったことがないこと」なんだよね。
お話を聞いて、もう治っています、自分で責任を取れます、っておっしゃる人もいて、「じゃあ、それだけいうなら」って見てあげたこともある。

でもやっぱり、いっとき感謝して鑑定書を受け取ったとしても、「病気」の領域にまで一旦いってしまった人は、言われたことを行う実行力もなく、ものにするのはなかなか難しい。
 もともと他人とのコミュニケーションの取り方に異常性があって、それは文章からも感じられるけど、鑑定自体は変わらないので通常の人と同じようにそれをみて、希望を持ち、うまくいったように見えることもある。
 だけど、やっぱり、その後一定時間を送ると、自分の言ってたことを180度翻したり、記憶を歪めて解釈し直したり、あとから違う事実を出してきたり、というようなことが発生してくる。
そしてこころの病気なので、一旦感謝した親切にしてくれた人に対して、具体的な不幸活動をはじめる。

こうなると、魔にとりつかれていると言っても良い。
構って欲しい。そして、相手からの愛を引き出したいがために、拗ねてみたり、批判してみたり、いろんな工作活動を行う。
めんどくさい人間に成り下がっている自分が見えなくなっている時というのは、魔に取り憑かれている。その裏にあるのは、強烈な他人への依存心なんだ。

病気ではない人は、適切な距離感を知っているので、相手に過剰な期待をかけないし、やってくれるはずだ、という思い込みを持たない。
サービスとしての距離感を間違えない。
相手が自分の人生を一緒に背負ってくれるはずだ、とまでは考えないのだ。

しかし病気になっている状態というのは、現状認識や認知が歪んでいて、思い込みが激しい状態になっている。まえにお話ししたことがあるけども、へいひつ命式の人のように、過去の事実・認知が感情によって簡単に歪む。
なので、すでに医療機関で治療を受けている方は、お断りをする条件の一つにしている。
 (ちなみに、ココナラ本部でも、やり取りは全部トークルームなどの履歴を見ているので、サービス提供者だけでなく購入者の方についても問題のある相手かどうか、ということはAIプログラムなども使って把握できていて、それなりの対処を取っているようだ。やりたくない仕事はやらなくて済んでいる。)

 相談、とは言え、プロファイリングは医療カウンセリングではない。
薬で自分のエネルギー体を制御しているということは、自分の意思でエネルギー体をコントロールできない状態にあるということだから、変容も難しい。
相談するなら、そうなる前に生き方を転換できることが望ましいと思う。

 そしてそうなったとしても自覚を持って、本当に自立したいと考えるならば、その人の意思がエネルギー体を専門に治療する医療機関との出会いを運んでくるはずなので、一般診療にえんえんとかかり続け、精神科医に薬を処方されてカウンセリングを受け続けている状態であれば、まだそこから出る準備ができていないと言える。

だから、お断りする。
プロファイリングは、普通のエンタメ占いとは違い、自分にとって都合の良いことも悪いこともたくさん出てくる。心が傷つきまくっていて、外側で起こる現象を自己価値とすぐに結びつけて心の自傷行為を行い、今、立ち上がるのもやっと、という人がとても受け止められるような類のものでは、ないんだわ。
 最低限、精神の土台がしっかりと残っている人だけが、都合の良いことも悪いことも含めて両方受け止められる。そして実行力をもつ。
 プロファイリングはカウンセリングではなくて、軍略・コンサルティングなのだということをお忘れなく。

そしてこれが生来、自然にできるのは、やっぱり宿命中に車騎星・龍高星所持の人に多い。
 ほとんどの場合、彼らは自分を高めるために、自分をダメにしている不要なものを見ること、切り捨てていくことに躊躇がない。

車騎星は、戦場において力を発揮する兵士なので、現実逃避などしたら、もはや戦えない。仲間の遺体を前にしても、陵辱された村人たちの姿をみても、どんな過酷で悲惨な戦況に直面したとしても、自分の精神を維持し、そこから最良の打開策を動きながら練って、義のために戦い、生き残らねばならないことを本能的に知っている。庚の気があれば、なおさらそうだ。
戦えば戦うほど、本領発揮し、生き生きしてくるのもこの人たちの特徴。

龍高星も、破壊の先にある、新しい未知の世界の価値を知っている。
そして良い破壊には、その直前に常に苦しさや痛みが伴うことを、体験的に知っている。
それでも、良くなった今がいい、と未来で思える確信があるから、勇気を持って未知に飛び込み、そんなの狂気(クレイジー)だ、と他人に思われても、意に介さず、新しい世界へ移行するときにひとがどうしても背負わなくてはいけない痛みを背負える。変わる直前までは、理屈や根拠に屁理屈かと思うほどこだわるが、その上で納得すれば、自己改革という破壊のボタンを冷静にクリックする。それが龍高星。これは、なかなか他の星の人には理解できない変人度かもしれない。

二つとも濁の星。そしてストイック。カオスの中で力を発揮する星。
不都合を前にしても、自分の基準では「まだまだ」ということになるが、他の星とくらべれば圧倒的に動じることなく強い。

この星がちゃんと鍛えられていて、使い込まれている人というのは、鑑定書を前にしても、鑑定書の厳しさにのまれることはまずない。
(実際は相手に厳しいことを書いているという意識はなく、宿命図の事実から伝わる現状をそのまま書いているというのがこちらの感覚なんで、本当は、受け取り手の解釈次第なんだけどね....。)

なので、車騎星・龍高星さん所持者たちには、鑑定中、内心、ひととして尊敬を感じることもある。かえって、緩めてあげなくてはと思ったりもするくらいなんだよね。w

 だって彼らはやる気がなくて、人生を迷っているわけではなく、自分なりにむっちゃ努力してるけど、彼らにわかりやすい例に直して戦争で言えば、作戦自体が本部から自分に届いてなく、戦況全体の把握ができずに密林の中で迷子になり、不安を抱えながら、ゲリラ戦で突き進んでいるだけのことが多いからなんだよ。これは辛いだろうな、と個人的には思う。

それに比べると、鬱である、とか、やる気がない状態というのは、そもそもエネルギー自体がやられている可能性は非常に高く、それはそれで専門のケアが必要で、実学算命学でなんとかなるような状況ではない。

だからその最低限の線引きとして、過去治療歴がなく、病気認定されてないこと、というのを条件として置かせてもらうことにしてる。
 過去や現状がほんとに厳しいものであれば、パニックやフラッシュバックだって起こりえるし、病気の再発や悪化もありえる。
だから、精神科の病歴がある方は、今は完全にお断りすることにしてる。

一度、情にほだされてみたこともあったけど、やっぱり無理だよね、難しかったね...ということも経験しているので、以後変な情けはかけないことにしたんだわ。万一、しつこくお願いされても、ブロックしてしまうかもしれない。

なので、ブログを読んでいる方で、現在精神科に通ってるか、そういう過去があった、という方は、お見積もりフォームで連絡をいただくこともあるんですが、申し訳ないけども、結局全てお断りすることになるので、自分で前もって判断していただきたいです。

そういうお断りケースは、依頼にしょっちゅうあるわけじゃなく、ごくたまにあるかないか、っていう感じなんだけどね。

よろしくお願いします。

....というお話でした。

わたし、治療者ではなく、軍師なんでね......。

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