ラッセンって、スピリチュアル・アートだよね?

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中年以上なら日本で誰しも知ってる、バブル期のアーティスト、クリスチャン・リース・ラッセン。覚えてますか〜??
これは、彼の作品の一つです。イルカが高次の存在ということは、バブル当時は知られてなかったけど、彼のモチーフは惑星とかイルカが多い。
 今はCGアートも発達してるので、この作品を見ても若い世代には大して感動もないかもしれないけれど、ラッセンさんの作品って、1980年代バブル期の日本人や私たちにとっては、CGのようなシルクスクリーンになった手書きの作品は、とてもインパクトがあったんですよ。
そのラッセンさんも、もう還暦を超えていらっしゃいます。

なんで今日は、これなの?って?w
ゲイには美化しすぎよ〜って、言われるかもしれないけど、私ね、ゲイの人たち見てると、まるでイルカみたいな人たちだなぁ...って思うんだよね。
官能性が高いところが。w
気持ち良さ、心地よさ、美しいものに浸る、誰がなんと言おうと、自分のなかにあるそういうものを優先して生きる。でも、かと言って好き放題やってるわけじゃなくて、人様にご迷惑はかけないようにしようっていう律儀さも持ってる。十分に精神が消化されたLGBTたちの世界って、つい自由でありながらグループで生きるイルカたちを連想してしまうんですよね。

で、ちょっと待受を変えてみようと思い立ち、探してたら、クリスチャン・リース・ラッセンのイルカの待ち受けを見て、「ああ!」って思ったわけです。
なつかしい〜!!そして今見るとまたいいじゃ〜ん!w

画廊ではバブルの流行りの終わった土産物みたいな取り扱いなんだけど、
ずっとみてるうちに、
「ちょっと待って、この人の絵、風の時代の今こそ必要な絵なんじゃないか」
って思えてきたんだよ。
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ものすごく可愛くない??
 ラッセンは芸術界からはすごく批判されてるそうで、弾かれてるって聞いた。バブルで絵画投資がはやったこともあって、ラッセン作品には成金イメージを持つ人もいる。ローン組まされて投資商品として購入したひとたちが増えて、消費者センターに苦情が殺到したとかね。そして、純粋に印象派とか絵画を愛する人からすると、このマリンアートというのは、偽物感が強くて、派手で嫌い。と酷評を受けるわけよ.....

でもちょっとまてよ、この人ってサァ.....
ねぇ、見方を変えてみて。
ラッセンさん、って、モチーフとか見ると、なんだか、ちょっと時代が早すぎた、スピリチュアリストなんじゃないの??

技法をラッセンさんが独学で生み出した背景もあって、「自分のアートは自然から生まれたものだ、伝統的な芸術界のように汚染された世界から生まれたものじゃない」って、いうようなことを言っちゃったこともあって、世界の美術界からは総スカンをくらったって聞いたんだけど、
彼がスピリチュアリストなら、感覚がわかるような気がする。
純粋な美しさのエネルギーにこだわってたら、なんだかおもわずでてきそうなセリフだよね。

もしハワイの大自然を通して、このひとがスピリチュアルなエネルギーを感じ、絵にしたいって思ったのなら、今なら成金アートではなく、スピリチュアルヒーリングアートとして、売られる作品だったんじゃないか....って、そう思うんだよ。
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例えば、この作品は、ロードオブミレニアムという、ラッセンの作品の一つだけど、前に書かれた色違いのトラは、陰と陽のエネルギーなんだよね。
前にせり出すアルビノの白トラも進化の意味がある。
そして、地球を飲み込もうとしている、光のホールのようなものまで描かれている。宇宙がどんどんそこに引き込まれていくような絵でしょ?

これってサァ.....
並木良和さんが描写する、アセンションとまったくそっくりなコンセプトじゃない?!並木さんの書籍で描かれたアセンションの瞬間ね。

 地軸がずれて、みんな宇宙のソースに飲み込まれていく。宇宙がブラックホールのように全てを飲み込み、ホワイトホールのような場所から吐き出された時には、新しい宇宙次元が発生している。新しい地球に到達している。
 そして、この際、眠りを選択した人たちは、地球と同じ物理次元の、だけど違う宇宙の地球に移行し、そのまま生活続行する。それ以外のひとは、アセンション後の地球に降りたつ。っていうお話。

そして、現れた新世界地球には、ユニコーンもいるかもしれない、空が七色にひかっているかもしれないって、並木さんは著作のなかで話していた。
 ラッセンの描く、CGのような幻想世界は、まさにアセンションの世界そのものだって、わたしは思ったんだよね!!

宇宙の穴に吸い込まれる光は、星や銀河かもしれない。でももう一つの見方をすれば、銀河連合の宇宙船なのかもしれない。w
 だとすれば、ラッセンって今こそ人気がでてもおかしくない作家なんじゃないのかな。

 子供の頃、ラッセンの絵を見た時、「なんて綺麗なんだろうか!」って感動したのを覚えていて。その当時の美術館はどれもつまらなかった。自分にとって、みんなワントーン暗いもので、芸術は苦しみを表現するものが多かったような気がして、見るだけで疲れてしまっていた時期だった。
 でも、ラッセンの透明性を感じたとき、こころに灯った何かがあった。
美しいなにかを届ける、この絵っていいな。って素直に思えた。
そして、あの当時ラッセンが日本で爆発的な人気を誇ったのは、日本にもともとあるスピリチュアルな感性とバブル期の豊かさのエネルギーがうまく噛み合ったからなんではないだろうか??
といまは思う。
ラッセンの絵って、豊かさのエネルギーが入ってるんじゃないかね。

自分が当時好きだったもう一人の絵描きに、ノーマン・ロックウェルがいる。
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美術展に行ってもなにひとつ心動かされたことがなく、芸術なんて全くいいものじゃないなって思ってた自分がノーマン・ロックウェル展を見て、こんなのもあるのか!ってとても感動したのを覚えてる。
「元祖アメリカ人がどんな人たちなのか」ということが伝わってくる絵。
 このシーンに至るまでにどんな物語がここにあるんだろう?
彼らの素朴さと暖かさと気さくさやユーモアが描き出されてて、見終わった後にはこころがあったかくなって、大好きな作家になってしまった。
ノーマンは画家というより、イブニングポストという雑誌の専属イラストレーターとして活躍した人。同じようにラッセンもマリンアートの画家というよりは、人気イラストレーターの分類があてはまるような人だと思う。

 ちなみにラッセンさんの宿命を算命学で見ると、主星は龍高星。人がやらないことをやって見る人だよね。そして、5本能を全て持っているので、なんでもできる人。その通り、プロサーファーとしても、ミュージシャンとしても、絵画でもなんでも活躍していて、その生き方そのものが、風の時代を彷彿とさせるんだよね。
”職業で働こうとしないでください。「あなた」ブランドで働いてください”、という並木さんの仕事の趣旨と一致する生き方なんだよね。
一人の人間が、さまざまな体験をし、一つに収まりきれずにやりたいこと全部がそれぞれ仕事になっていくような生き方が風の時代の働き方っていうこと。


ラッセンさんは、好きなものをただ描く芸術家とは違って、彼は事業家として、自分のアート作品をどう売るかということも、制作と同時に計算ができたひとなんだよね。
 確かに、ラッセンさんの職業は、禄存星と調舒星がキーになるので、芸術と事業をうまく組み合わせる能力がまさに彼の得意技で、自分の持ち味でもあるので、彼にとってはこれは、なにも矛盾しないんだと思う。

 だから、ラッセンはエセバブル作家みたいに、売るためにかいている芸術家という、商業主義の不純な画家のようなイメージをつけられてはいるけど、見方を変えると、いまでは違う評価になるんじゃないだろうか。

 「芸術家はなかなか売れないものだとか、伝統的な画壇に認められて初めて一流みたいな過程を踏むのが、本物の芸術家。」というのは地の時代の価値観で、ラッセンはすでにそのプロセスを通らず、自分を好きと言ってくれる人たちにダイレクトに作品をとどけた時点で風の時代の生き方そのものを全うしていたひとだったんじゃないだろうか、と思うんだよね。

つまり、風の時代を先陣切って走っていたスピリチュアリストなんじゃ?
そう思うと、彼の生き方に合点が行くんだよね。
そして、もう一つの不思議がある。

彼は日本に歓迎されたアーティストだけど、誕生日がなんと、東北大震災の起きた日と全く同じ、3月11日なんだよね。そして、ラッセンさん、人ごととは思えないって、わざわざ東北の復興支援に駆けつけてくれてたんだって。
なんかご縁があるよね〜。

並木さんは、ハワイにはレムリアのエネルギーが残ってるって言ってる。
ラッセンさんも、実はレムリア由来のマスターなのかなぁ〜と思った。
だって、彼の風貌を見てよ。これがラッセンさん。
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髪型、並木さん???????
宇宙連合のキャプテン、アシュタール?!(若い頃の写真はそんな感じ)
って、外国人はみんな同じ顔に見えるだけだって(汗)って言われたらそうかもだけどね〜w
正統派アートじゃないとか、伝統的権威や画壇の評判はあんまり関係なく、人の心を洗うような作品、暖かさを残すような作品って、やっぱり好きだなぁって思う。

いまって、誰か権威の評価を受けないとやっていけない時代じゃなくなったよね。それを好きだって言ってくれる人がいれば、それが正解になる。
娘にラッセンのイルカの絵をみせたら、なんて綺麗な絵だろう!って純粋に感激してた。愛を忘れたら、みたい絵。
ラッセンを見たことのない若いスピリチュアリストがいたら、この際、彼の作品を鑑賞してみてください。










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