体験ってとても大事

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日曜日に子供とパートナーを乗馬体験に連れて行きました。私はアメリカで一度本当のカウボーイの牧場で遠乗りをさせてもらったことがあるので、あの気持ち良さをぜひ知ってもらいたいと思って、親子体験コースに申し込んでいたんです。

乗馬クラブ・クレイングループで扱っている馬は皆、血統の良いサラブレッドです。すべてが昔、実際に競馬に出ていた馬。
競馬場の馬って引退したら、北海道で優雅な種馬としての老後を送るんじゃないの?!
と思っていたので、びっくりしました。馬は30年以上生きるそうで、競馬に出る期間はせいぜい4〜8歳くらいまで。
その間に競走馬としての成績が出なかったら、残りの人生は種馬としての価値もなく、上位以外は屠殺されていたというのが昔の競走馬の宿命でした。

人間が人間の道具として用いるために改良を加えてきた馬なので、サラブレッドは木曽馬や道産子のように放牧して自然の中では生きられません。
 人間がこまめにケアをしてこそ、生き続けるのですから、相当なコストがかかります。1日、便秘をしたら、本当に死んでしまうそうです。天候にかかわらず、毎日運動も必要です。人間で言えば、アスリートと同じ。種付けも価値がないとされるのですから、成績の出ない競走馬は、あとはもうコストとして、屠殺されていたというのが実情だったんですね。(もしかして、馬刺しになってたのかな・・)
クレイングループはそうした行き場のない馬たちに、引退後の世界を切り開いたんですよね・・。馬というアスリートが、勝負の世界を降りたあと、自分らしく生きられる働き場を作ったんですね。

当然ながら、競馬に出る馬ですから、父親、母親が名馬でその遺伝子は超優秀。でも遺伝子が優れているといっても、だからといって、勝負に勝つ馬かどうかは別。スペックが高くても、もし、性格が勝負向きでなかったら?・・という話なんです。
 周りを蹴散らし、ひとよりも前へ、前へ、と出るような勇猛果敢な馬であればダービーでも優勝できるでしょうが、父親が優れていても気の優しい馬や人のお世話する方が向いている馬もいる。
勝負のために作られた馬とは言え、持って生まれた性格はどうしようも無いんですよね。そこになんだか「魂」を感じませんか。

クレインで引き取った、勝てなかった馬たちは、クレインの調教師やケアする方がその馬がどういう持ち味を持っているのかをよくみて、そこに見合ったポジションにつけるのだそうです。キャリアカウンセリングみたいに。
写真の娘が乗らせてもらった牛柄の子は純粋なサラブレッドではないんですが、パートナーが乗ったのはサラブレッド。
二頭の馬は「初心者をのせるプロ」なんだそうです。
初心者の不慣れな動きに対して動揺せず、むしろ察知して、適切に動いてあげられる。そして、カメラのシャッター音にも大丈夫。

他にも、ジャンプが得意な馬、長距離が得意な馬、競馬で走る以外のポジションにつかせたら、生き生きと活躍し始める子。競馬では光らなかったどの子も自分の個性を生かしてキラキラと働いているのだそうです。
むしろ、優秀な成績を残したサラブレッドは、乗馬クラブでは働けない。
気が荒くて、いうことを聞かない。
俺が俺がと、自分勝手に我を押し通してくるんだそう。
だから、こういう馬を勝負の日に会っていきなり乗って、その馬をレースに駆り立ててゴールできる、ジョッキーの凄さですよね!!
競馬の世界もすごい。

・・・なんだかねぇ、人間と同じだなぁと思いましたよ、それを聞いて。
だって能力至上主義社会の中で、私たち、競馬の馬みたいじゃないですか?
人を押しのけても勝つ鼻息の荒い人たちが優勝して、それ以外はみんな屠殺してもいいクズみたいな極端な価値観をなんとな〜く感じて生きてきたところがなくないですか?ドラゴン桜?
一つの目的のために作られた道具のように、気がついたら、そういう教育システムに投げ込まれてここまできてしまった。
 だから、そんな世界にもともとなじまない人たちは、みんな自分がダメだからだ、とか先がない、みたいに感じてしまってもしょうがないと思う。

だけど、乗馬クラブで活躍する子たちのように、環境を変えれば自分を好きになれたり、自分の強みに気がつけたり、生き生きできる場所があるかもしれなくて、・・・・単にピラミッドの頂点に立つという競争に向いていないというだけで、そこまで自己無価値観に浸らなくても良かったりするんですよね。
実学算命学はそれを探る手法。
あなたの努力が足りないんじゃなくて、あなたに向いた環境が必要。

馬の生年月日で、実学算命学、いつかやりたいなぁ。
そしたら、ダービーシリーズができるかも。
既存の算命学の先生は、ふんって、もしかしたら笑い飛ばすかもしれませんが(汗)、実学算命学は、動物のプロファイリングもします。
動物もちゃんと性格でますよ!!

そう。あのね、ペットを迎える時にも算命学の鑑定はしてもらいたいんです。
今日、「その一目惚れ、迷惑です。」という動物愛護の広告を電車で見たんですけど、コロナで寂しくなった人たちが(それまでペットを買わなかった人まで、)猫や犬を衝動的に購入したそうなんです。
 温もりが欲しかったからですよね。
でも、飼うのが向いていなかったら、(飼う勉強をしなかったら)この先お互い、どうなっちゃうかわかりません。

生き物ですから、やっぱり相性ってあるんです。「見てくれが可愛いから、この子に決めた!」・・ってんじゃダメなんです。
奥さん選ぶ時、見てくれだけでしたか?!
いや、それだけじゃないはず。ペットだって、10年以上一緒に過ごすんですから、人柄・・いや猫柄、犬柄にこだわって欲しいです。

だからうちもノルウェイジャン・フォレストキャットのこはるをブリーダーさんからもらう時には、やっぱりプロファイリングしましたよ。
そして、こちらから、「2月16日に生まれた子いませんか?」
って問い合わせたら、ブリーダーさんが超びっくりしてて、「なぜその日に生まれたのを知ってるの?」って。w 変な客です。

そして、家族とこはるの天冲殺の月を避けた月に飛行機で来るようにしました。ちっちゃい頃がかわいいからって二ヶ月くらいでみんなもらわれてしまうんですが、うちは天冲殺月を避けるため四ヶ月くらい経ってからきてもらいました。
それが功を奏して、こはるは四ヶ月の間に猫の群れの中にいたために、いろんなマナーを学び取ってから我が家にやってくることになって、今まで飼った中でベストというくらい、本当にお行儀のいい子だったんですよ。

子供は生年月日選ぶのは難しいですが、動物はそれで言えば、自分の養子みたいなものです。はっきり言って、誰を引き取るか選べる。
だからエネルギーの不調和を起こしにくい子を迎えてあげたら、お互いにハッピーだと思うんですよ。天中殺につらいからって、ペットを迎えるなんてことはしないでくださいよ?

算命学的な配慮はまだあります。こはるのきょうだいが誰にも引き取られなかったので、うちにもう一匹の子もどうですか?ってブリーダーさんが聞いてきたんですが、双子と同じで、どっちかが不幸でどっちかが幸せ、みたいな運の分け合いをするだろうなと思って、きょうだいで引き取るのはやめたんですよ。私がお友達の人間のこどもを可愛がってた時、こはるは突然目から涙をポロポロ流したことがあって、・・こはる、嫉妬深いんですよね・・。
たぶんそのきょうだいがいなくて正解でした。

そして、わたしの天中殺と逆の天中殺の子にしました。
なぜなら、ペットに慰めて欲しい時って、辛い時ですよね・・
だから悪運を止めてくれる子にしたんです。それでいて、宿命で合法を作ってくれる子。タイミングがうまく噛み合うんですよね。
そして、こはるは禄存星主星なので、本当に愛情奉仕の子です。わたしがなんだか調子が悪いと部屋のどこにいても飛んできてくれます。

そんなペットとのいい関係を作るためにも、購入する前にペットの生年月日にちょっとこだわってみてはいかがでしょうか。w

そしてペットを飼えない人には、やっぱり乗馬体験はオススメですよ。
サラブレッドは人間の5歳児と同じくらいの知能があり、言葉も人の心もわかります。子供のように褒められたらとっても嬉しがる。
そして敏感で、大きな音や予想外のことにパニックを起こしたりもする。
だから、機械や物のようにはいきません。守ってやらなきゃ。
馬を思いやる心がないと、馬とは付き合えないんです。単なる乗り物じゃない、乗り物以上の・・・そう人馬一体になったときに初めて大きな力が出る。
そういう可愛い子供のような馬たちの暖かさにふれて癒される、って言って、乗馬を通して馬の魅力に取り憑かれていく人たちが多いそうです。
姿勢が良くなるので、老人が健康のために続けてもいるそうですよ。

帰りがけ厩舎見学させてもらい、娘の乗った馬にお土産の人参をあげながら、「今日はうちのたまちゃんを乗せてくれてありがとうねぇ〜いい体験させてくれて、本当にありがとう〜」ってお礼をいいながら、話しかけたんですよ。
そしたら、この馬は「いえいえ、もったいない、喜んでいただけて・・」と言って、こちらにペコペコお辞儀し返してくれたんですよ!w
家族で笑ってしまいました。やっぱりプロ意識があるんだなぁ・・って思ったんです。

パートナーも乗馬はいままで味わったことのない、過去の体験から感想を引き出せない新しい体験だった!と言っていました。
こんなときだからこそ、バーチャルではなく、生の体験をしたいですね!

お子さんは馬をまたぐので、125センチ以上の身長があると望ましく、ある程度インナーマッスルが必要です。乗馬の器具はすべてレンタルできます。
親子で全部で2時間くらい楽しめて、保険込みで総額9000円くらいでした。
利用者が多いほど、馬たちの維持費も経費も賄えるので、遊ぶことがボランティアにも繋がりますし、機械とは違う体験をこどもに贈れると思います。

動物にふれあって、生命力を取り戻しましょう〜!








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