Oh,baby!..陰転と陽転の真実

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雨上がりの朝は最高。正直、目の前の問題よりも、わたしの気分は天気だけに左右されていると言っても過言ではないです。

さて、今日は、the baby energy..天印星についてお話しします。
これまた、ちょっと実学算命学での解釈になりますのでご了承ください。

私がここ数年トライしているのは、周りの人をプロファイリングを使わないで、自分の直感だけでどれだけその人の保有するエネルギーを分類できるか、ということです。
 というのも、こんな話があります。
亡くなられた高尾宗家の伝説として伝わっているのが、彼は生年月日を聞かなくても話しているだけで、その人の宿命がわかっていた・・というもの。
高尾宗家は、霊感があったのでは・・?だから12代目の(呉)ウーさんは、彼を選んだのではないかという噂です。
確かに、算命学を3次元意識だけで捉えると、全く意味不明な学問になります。一子相伝の条件が、気エネルギーがわかる霊感者であったこと、と考えると、可能性として無きにしも非ずだったのでは。なんてね。
それを追えば、なにか違う世界が見えるんじゃないかという仮説です。

私はあやふやな感覚世界が嫌で、算命学理論を学ぶことでようやく軸ができました。しかし算命学で取り扱う内容は「エネルギー」と言った、感覚器官でしか感知できないもの。だから、もう一度、原点に戻って、人間の感覚器官がどれだけ目の前のひとのエネルギーを捉えられるものなのか、を実験しているのです。そして算命学を答えあわせで使ったりして、おお〜惜しい、とか、えっそうだったのか、とか。今なら、エネルギーについての取り扱いを学ぶ準備ができているような気がします。
高尾氏も同じことをして、もしかしたら自分の感覚器官が送ってくる情報と理論のすり合わせを行い、新たな発見を試みたのかもしれません。
しかし、これはとてつもなく自分にとっては、危ないことです。
 いろんなエネルギーを抱えてやってくるクライエントさんの意識にあるネガティビティごと、一旦自分の領域に受け入れるわけなので、その取り扱いに詳しくなければ、自分の生命力をどんどんすり減らします。

高尾宗家をよく思わない人は、短命だったのは自身が因果を被り、宿命を消化していないからだというのですが、私はそうではなくて、彼がエネルギーの取り扱いの実験をしていたからではないか・・と思うのです。ノーベル賞を受けた、ラジウムの発見をしたキュリー夫妻も、成果と引き換えに得たのはものすごい被曝値で・・その結果なくなりましたが、それと同じようなものだったのではないか、と。

目の前で様々な意識のエネルギーを取り扱って、それをコントロールしていくインド聖者やヒマヤラ聖者に出会ったのは、その世界を深く知るために必然でした。今は、算命学なしで感知するのは、5〜6割くらいですが、果たしてどうなるのやら。
 メール鑑定だと基本的に感覚器官に頼らなくていいので、精度は落ちますが、体の負担が少なくとても気楽です。いずれ、すべてをメール鑑定に変えていきたいなぁ。

そこで、みなさんでもすぐにわかりやすいエネルギーは何か・・ちょっと考えてみたんですが。そうそう、男性の「天印星」ですね。
特徴的なのは、口元。口の周りがやわらかそうな男性は、天印星の可能性がすごく高いんですよ。w

例えばね、ゲッターズさん。この人の口元がどうも気になって、調べてみたらやっぱり晩年期天印星でした。男性は皮が厚いので、だいたい精悍な顔になりますが、天印星所有者は頑張ってもキリッとした顔にはなりません。顔の筋肉がなんとなくゆるい。w
だからなんとなく、憎めないというか。頼れなそうというか。そんな雰囲気を醸し出します。でも中身と外見は違って、深い人間の考察を持っていらっしゃいますよ。
あと漫画家さんで、びっくりしたのが、スラムダンクの作者さんです。この方は、中年期天印星。
前にドキュメンタリーを見たことがあるのですが、すごくゆるい印象のお顔立ちで、こんな人が熱血漫画を描いたというそのギャップに驚いたものです。

天印星は、赤ちゃんの星と言われ、なにをやっても憎めないため、アイドル星と言われます。そして頑張ってる姿もどこかあやうげなので、ついしっかりした人、愛情のあるひとが周りに集まって、支えようとします。お世話をしたくなる人なのです。
そして、そのひとのためになにかしてあげられたこと自体が、お世話した人の活力や喜びになるのです。

 例えば、アイドルは事務所の方針やプロデューサーのシナリオに乗らなくてはなりませんから、なまじ自分の思いにこだわりすぎると、うまくお神輿にのれず、その特徴を活かせません。
 だから天印星でうまくいっている人というのは、基本的にとりあえず周りの意見を受け入れてみよう、と純真な心を持っています。
 一般的には、算命学の開運の秘訣というと、天印星は無心で受け身であること、周りから出されたものを何でも受け取りなさい、と言われていますが・・・額面通りそれをやったら、ちょっと違うと思います。
無心・受け身=「何も考えないバカ」ではもちろんダメですね・・。(爆笑)
赤ちゃんはバカじゃないです。とても賢いですよ。

 要するに、自分が認識できない経験世界の高みを持っているひと、自分の活かし方を知っている人たちが周りに集まりやすいので、その人たちにうまく手助けをしてもらうための、直観力、心の素直さ・純真さを身につけましょう、ということが、実学算命学での解釈です。

赤ちゃんは敏感ですから、身動きできない割にいろんなことを感じ取っています。直感がよく働く。この大人、なんだか嫌だな、とか、この話、なんだか薄汚れているんじゃないかとか。エネルギーもそんなに高くないですから、身強でグイグイくる人がきたら、はねのける力もありません。
だから無意識に、うまく、それとなくやってくる不都合なエネルギーをかわす、よける。w 合気道みたいな感じですかね。
それを周りは「このひとって鈍いわねぇ・・仕方ないわ、この人じゃ」という印象に受け取るから、鈍感力に見えるのです。

でもね、天印星は、向こうから、本当に自分を引き立ててくれる人を引き寄せるには、自分自身が綺麗なエネルギー、曇りのない波長を出していなければいけないんです。ですから、無心になって物事に打ち込む必要がある。
赤ちゃんが一生懸命立ち上がろうとする姿に大人が感動するように、天印星は自分の目標に向かって、無心に打ち込む姿が人のこころを打ちます。
成長しようとする姿がいいんです。

ゲッターズさんや井上雄彦さんは、無心になって打ち込んだ姿を誰かが見ていてくれた。そして引き上げようとしてくれる人が現れた時、それを受け取るだけの素直な心と、それに見合う高い意識を持っていたのではなかろうか、と推察されます。

しかし、天印星中殺となると、また話は違ってきます。
天印星中殺といえば、昭和中期のロイヤル・アイドル・美智子皇太后ですね。
年代古めですが、よかいち のロゴで有名な書家の莫山先生もそうですね。
顔はゆるくて可愛いのに、中で思っていること考えていることは、ギャップがあります。人間関係のドロドロに巻き込まれることが多くシビア、仕事はプロフェッショナルに自己改革を追求した莫山先生。書の世界は無心が線に現れますから、意識の在り方を無心に追及されたと思います。

 天印星中殺者は、次元を制限する枠がないために、いい人・悪い人両方お世話しにやってきます。自分の意識が乱れるたびに、腹黒い人、思惑を持った人が周りにやってくるんです。それが極端にでてくる。
 素晴らしい人と出会えたかと思えば、地に落ちるような思いをさせられるような人との出会いもあります。
だから彼らは、人をよく見て、自分の心を強くする必要が出てきます。
 赤ちゃんは悪人が近づいた時は、ギャン泣きしないと、自分を守れません。
だからソフトに見えて、中身は過敏で天印星らしからぬ、我の強さを備えます。次元の低い人にとっては、内心なめてかかっていたのに、意外にも手ごわいぞと感じさせるような、ある意味で可愛くない赤ちゃん。
天印星中殺は、他人によって羨ましい世界に引き上げられても、実際は、それだけ過酷な世界の中で生きているのです。
しかし、概してこういう方たちは、現実的には恵まれているので、陽転したと言っていいと思います。一方で、陰転した場合はどうでしょうか。

実は、死刑囚や殺人犯のなかに、天印星所有者は割と見られるんですよ・・。
例えば、和歌山毒物カレー事件 林 眞須美さんは、初年期天印星中殺。
秋葉原無差別殺人事件 加藤被告も初年期天印星中殺。
もっと言えば、二人とも子丑天中殺です。
子丑天冲殺は、親の力を借りてはいけない星。そして二人は、生まれた年が天冲殺であった生年中殺。ですから、本来は自分でやらなくてはならないことを親にやってもらうことによって、自分の運勢が頭打ちになってしまう。
 親の力を借りずに生きる子丑天冲殺なのに、親と一線を引けない、けじめがつけられない生年中殺ですから、自分が本来は引き受けなくてはならない困難を人に背負わせるのが当たり前になる精神が生まれやすく、その意識を大人になっても維持しつづけると、運勢が落ちます。天印星の手を出したくなる雰囲気も伴って、親の過干渉も環境として起こりやすい。
 親と子のけじめがつかないために、時代のここだけは絶対に超えてはならないよねという、暗黙知というか時代の中の社会常識や倫理みたいなものがうまく学び取れずに、世間との折り合いが悪くなりやすいんです。

この宿命だからって、みんな殺人犯になるわけじゃありませんよ。同じ生年月日の人たちはそれこそたくさんいますからね。w
ただ、この人たちがなぜ、陰転現象を起こしたのかというと、それは、彼らが低い意識の次元を選択し続けたからに他なりません。

そして、誰かにお世話される天印星のエネルギーが波動を落としたがために、看守に24時間監視され、世話されるという形で3次元世界で現実化したということです。

タイトルに戻ると、天印星を例に取った、陰転と陽転の真実は、こういうことです。
「誰かにお世話されて生きる」という型を持つ方が、次元をあげた場合、「誰かにかしづかれる」皇室生活になったり、ファンにかしづかれる(自分をもちあげてくれる存在が発生する)アイドルになったりします。一般人でも、後見人がつくかのような形で好きなことをやる生き方になるとか。

でも、意識の次元をどこまでも下げていくと、「誰かにお世話されて生きる」エネルギーは、何らかの理由で一生病院に閉じ込められたようにして暮らすとか、囚人として「監視・管理」されるという形に姿を変えて、3次元世界に出現するということです。

だから、宿命だけで、すべての運命は決まりません。
陰転、陽転を決めているのは、自分の意識の持ち方がどこにあるか、それだけなんです。自分の意識の次元の伸び代がどこにあるのか、それを知るのが、実学算命学です。
もしも、自分の意識の在り方が違っていると分かれば、そこに向き合えばいいんです。逃げずに、向き合う。こころを怠惰にして、不都合を人のせいにし続けていれば、何も変わりません。

対面でプロファイリングをしていて、意識の高さ低さがもっとも現れると感じる部分は、メタ認知の程度です。
自分のことがどれだけ自分がわかっているか、が全然違う。
次元を上げるためには、自分を見る力が必要です。

プロファイリングで言われて、「ああ、そうだな、そういうことだったのか」と気がつく人と、「え?そうなんですか?へぇ〜考えたこともないけど。」となる人とがいます。昔、細木数子さんが、マナカナ双子女優を見たときに、「あなたたちはその準備ができていない」といって、番組で席を立ってしまったことがありました。
当たる当たらないの次元で見るのではなく、自分を検証するための素材として相手から話を聞けるかどうか、という基本的な部分について、細木氏は席を立ったのだと思いました。
算命学は、学問です。算命学鑑定士さんたちと会うときは、そのあたりのマナーは必要ですね・・。熟成したおっさん系鑑定士さんたちは、(いっても無駄だな)と見切って、言葉少なになってしまいます。
貴重な軍師たちを、自分の味方にしてください。













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