おはようございます、ちよです。
今日のお題は「マルチタスクが苦手」。
同時にいくつものコトをやるのが、とても苦手です。
特に、不慣れなことを同時に、というのがホントダメ(そりゃほとんどの人がそうでしょうけれど)。誰かに見られてる・聞かれてる状況だと、さらに倍率ドン! でダメ。
私にとっては〝無理ゲー〟ってヤツです。
ちょっと前に、それを実感することがありましたので、お話させてください。
アルバイト先で、ほぼいきなり電話対応をすることになったのです。体よく言えばOJTですね。悪く言えば、練習なしで実際のお客様からのお電話に出ろ、と。
結論から申し上げますと、私には不可能でした。
通常の事務仕事などをしつつ、電話をワンコールで取る(まずここで1アウト)。
パソコン画面でホームページとお客様情報を同時に見ながらお話する。おまけにチャット機能も見る(2アウト)。
研修もマニュアルもほぼないので、当然わからない。他のスタッフさんに聞いたことをメモしようすると上からお小言頂戴(苦笑)。
はい、3アウトチェンジです。
他のスタッフさんはもちろんおできになってらっしゃるので、こういったマルチタスクが得意な方もいらっしゃるでしょう。慣れもあるでしょう。
が、私は肌感覚で「これは私には永遠に無理や‼」と察知しました。
実は一番しんどかったのは1アウト目です。何かやってる時に手を止めなければならない。ワンコールで出ないといけない。その度に思考停止して、お小言爆弾を食らう。着信音が恐怖にすらなりそうでした。
そして疲労感が半端ない。爽快な疲労感ではなく、嫌な疲労感。
「憶えろ」と言われても脳が拒否しているのがわかりました。脳がメモリ消費を全力で拒絶している! ああ、自分はこの仕事に興味がないのだな、と実感しました(苦笑)。
これはあかん、無理や。
こんなマルチタスクを求められるのなら、さよならしよう。即決でした。
事務のお仕事って、ある程度はマルチタスクを要求されます。それは理解してますが、モノには限度というものがありましてね(苦笑)。
世の中は〝マルチタスク礼賛〟状態。同時にいろんなことができる人は重宝されます。その能力は素晴らしいし、たくさん努力もされたのでしょう。それも理解しています。
でもあえて、言いたい。「マルチタスクがそんなにエライんか」と。
……もう、開き直ります。シングルタスク派のひがみです(笑)。
仕事でもパソコンでも、同時にいっぱいウィンドウを広げてる人がいらっしゃるじゃないですか。アレが私にはできない。いっぺんにいくつもの情報が入ってくると、脳が混乱してしまうのです。
人には得手不得手がある、これはもうしょうがない。
私はたぶん
「同時に複数を乱れ撃ち」するマシンガン派ではない。
「ひとつひとつ、確実に仕留める」スナイパー派なのです。
今回の経験から、自分のトリセツにいくつか書き加えました。
【ちよのトリセツ 職場編】
①マルチタスクは避ける。特に電話対応が含まれる仕事は要注意。
②シングルタスクでこつこつ、は得意。
③昔できていたことでも、今はできない・やりたくないこともある。
④脳のメモリを必要以上に使いたくない。
⑤不快な疲労感を感じたら、撤退を検討する。早期撤退も辞さない。
⑥言葉のきつい人は苦手。どんなにいい人だとわかっていても、苦手。
ないものねだりをしても、しょうがない!
無理して我慢したって、絶対いいことありませんから。
自分に合った環境を、しぶとく探し続けるしかありません。