「HSPでよかった!」と思えるようになった日の話。

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おはようございます、ちよです。

蝉の声がサラウンドで聞こえてきます。
日増しに音量が大きくなってきました。
夏ですね。


<前回からの続き>

「自分、HSPでーす!」と名乗っても
特に何かしてほしいわけじゃない
んですよね。気を遣ってほしいとか
特別扱いしてくれとか、
そういうことじゃなくて。

「そう感じる人もいるんだなー」
「そういう人が、5人に1人はいる
んだなー」くらいに
認識してもらえたら、御の字。
おんおん御の字です。


知人に
「HSPって定義あいまいだし」
「病気じゃないし」って言われた
ときは、結構ショックでしたね。

いや、そうだけど!
そのとおりなんだけどね!
言い方!(笑)

「そっかー、そうなんだねー
それはしんどいねー」で良かった
んだけどなあ……
……って思ってしましました。
ままならないなあ~(笑)


以来、HSPの話は、友人にもSNSでも
あまりしてませんでした。
(傷つきやすさを発揮)


私の中では「あけすけにはちょっと
言いにくい。オープンにしづらい」
HSPという気質。

でも、振り返ってみると
「私、HSPで良かったかも!」って
こともたくさんあります。

それは、感受性の強さ。
私、文章や絵でレビューをかいたりも
しています。

以前、作り手の方とお話したとき
(私のレビューについて)

「ちゃんとここまで読み解いてくれた
んだ! ありがとう!」
「僕の工夫を全部わかってくださって、
うれしい!」

と言っていただいたことがあって。
しかも本職の方、複数人に。
めちゃくちゃうれしかったです。

私にとっては普通に感想をお伝えした
だけのことだったんですけど(笑)

どうやら自分は、
作り手さんの意図や工夫を、小さな
とこまで読み取れる、らしい。
作り手ご本人しかわからないことも
感じとれる、らしい。

そしてそれを、自分の言葉や絵で
表現できる、他の人に伝えられる、
らしい。

それまで、確かに「こういう
(レビューをかくこと)好きだなあ~、
苦にならないなあ~楽しいなあ~」
とは思っていました。

でも「強み」にまでなるとは
考えていなくて(笑)
人から言われて初めて
「あ、これが私の強みかなあ」って
その時思いました。

うん、まあそれがなかなか
経済に結び付けられないところが
私の弱点なんですけども(苦笑)。



あと、HSPで良かったと思えるのは
「危険回避能力」でしょうか。
これも感受性所以かもしれませんが。

「なんかヤベエ」と思ったら、
だいたい合ってる。ホントにヤベエ。
人でも、会社組織でも、
「ん? おかしいな?」と感じたら
だいたいどっか歪んでるんです。

まあ、歪んでない人や組織なんて
いませんけどね。

私には合わない、私には承服しかねる
歪みといいますか。
それがわかるんです、なんとなく。

人からエネルギー吸い取っちゃう人、
相手に合わせて言うことコロコロ
変える人(それが彼らの生きざまなので
否定する気はありません。ただ私とは
相容れないだけで)。

自分の好き嫌いで部下を判断する上司、
労基に全く関心のない社長……。
そんなんごろごろいますよね……。

人生経験を積んできたこともありますが、
「こいつヤベエ」「ここヤベエ」が
割と早い段階でわかるようになった。
即時撤退! できるようになったことは
良かったと思ってます。


若いころは「ヤベエ」と感じても
「ヤベエ」の正体がわからなくて。

「うーん、なんかこーいうのヤダな……
でも周りに合わせなきゃいけないな」
と思ったり、逃げ方を知らなかったり。
無闇に突っ込んで、疲れ果てたことも
幾度もありました(苦笑)

今はもう「ヤベエ」と思ったら
即! 距離を取ります。
無闇に関わらない。

挨拶とか事務連絡とか、
一般的な礼儀を欠かなければいいや、
と割り切るようにしています。



だから、HSPだと自覚できたことは、
私にとって結果とても良かった。

自分の得意なことに気づけた。
苦手なことが何かわかった。
あらかじめ危険を回避する術を憶えた。


アーロン博士、この気質に名前を
付けてくれてありがとサンキュー!

「繊細さん」の御本を書いてくださった
武田友紀さん、ありがとう!
という気持ちです。

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