こんにちは
昨日夜は少し肌寒いくらいでしたが、今日は午後になり急に熱くなってきましたね。
食べるの大好きお豆大福です。
本日は、ハンバーガーについて。
実は、写真のハンバーガー。パティもチーズも入っておりますが、こちらはじヴィーガンバーガー。お肉も乳製品も入っていないんです。
ヴィーガン…動物に関する食べ物を口にしない方々のこと。
なので、タマゴや乳製品も食べないんですよね。
今回お伺いしたお店は、ヴィーガン専門の「お店」ではなく、文化や体質に関係なく、すべての人に健康に美味しく食べてほしい、という思いのあるお店。
なので、ビーフ100%のハンバーガーもあります。
なるべく、ひとりひとりの要望に応えらるように、前菜からデザートまで細かいオーダーを受け取れるように考えてくれるお店です。
でも、味も抜群。
食事の主義やアレルギーに対応しつつ、たっくさんの種類の美味しいジェラートが食べられる系列店もあります。
こちら前菜ですね。
全体的に優しい味わいですが、右手のカボチャのサラダがびっくり。
おそらく塩分はとても控えめなのに、カボチャ本来の味と、カレー系のスパイスのおかげでとてもおいしかったです。
テンペパティのウィーガンバーガー 断面図です。
テンペ…テンペは海外の大豆の発酵食品だそうです。
大豆のお肉ってことですね。揚げてあるのか、カリカリしたお芋のような甘味と触感。
チーズも乳製品ではない、ヴィーガンチーズ。
こちらにデーツとフレンチドレッシングのようなソースで、噛み応えのあるバナナチップスが入り、甘いおやつみたいなハンバーガーでした。
作り手さんのこだわりを感じられる美味しいハンバーガーでした。
最後に、余談をひとつ。
どうして、人は、わざわざ自らを律して、食事制限をするのでしょうか。
宗教的なもの、健康志向、環境に対する強い思いがあったり、など
いろいろあると思いますが、ひとつ、私の心に残っている出来事があります。
私の大学時代の後輩が、インドに住んでる知り合いの元に2週間ほど滞在し、帰ってきたら「肉を食べない」という考えに変わっていました。
スポーツ万能、焼き肉も大好き、よく食べよく笑うアクティブな女性でした。
理由は、
現地の食事や文化に触れることで「ベジタリアンになろう」と思ったわけではないそうです。
彼女の場合、「肉を食べたいと思わなくなった」から。
インドに行って、しばらくそこの生活に触れたあと、なぜかそう感じるようになったとか。
絶対だめではないから、気が付かないうちに食べちゃったりするのは全然大丈夫ですので気にしないでくださいね~と笑顔で言っていました。
具体的な何かは無いけど、別の文化に触れて、空気を感じて「何かを感じた」ことで、自分の中の何かが変わった。
そこから強く制限をかけよう、と心に誓うのではなく、自分の意志と、生活の中に少しずつ溶け込んでいく新しいもの。
そこに、私はすごく納得したのを覚えています。
どんな人も、美味しく楽しく食べられる世界になるといいですね~。
ではこの辺で。
お豆大福