8年ほど前
箱庭グループワーク体験をしました。
主催の方も参加者もとても素敵な方々だったので、場所が近ければ きっと通い続けただろうな。
こちらのワーク、けして分析せず
みんなで箱庭作りを見守り、
作成者に寄り添うというワークでした。
心の中を覗かれるようで
恥ずかしいですが…
こちらは、わたしが作った箱庭です。
全体写真からは分かりませんが
木の下に少年がいます。
↑「この中に、ご自分はいますか?」
と聞かれた時わたしは間違いなく
この少年だと思いました。
ちょっと、うつむいている少年。
湖を眺めているようにも見えます。
↑少年から見た世界。
本当は天使と貝殻の後ろに、
大きな波があるのですが…
写真に撮るのも怖くて、映せていません
↑反対から見た景色です。
正面からは木に隠れて見えませんでしたが、
線路の近くに鳥かごがありますね。
かごの中は空っぽで、扉は開いています。
↑ここは、なぜだか
安心できる空間にしたかったようです。
優しい、母の表情ですね。
反対側で、参加者の方々が
見守ってくれています。
↑左側の眠っている妖精さんから見た
箱庭の風景です。
こうして写真を振り返ると分かるのですが、
きちんと役割があるんですね。
完全に無意識なので、当時は
分かりませんでしたが…
少年や妖精さんから見た景色は撮っているんですが、マリア様から見た景色は撮っていないんです。
妖精さんも、もう1人の自分なのかもしれません
完成したあと、
他の方に箱庭を見てもらって
物語を作って発表してもらいました。
みんなそれぞれのストーリーがあり
それを聞くのも楽しかったです。
ひとつ とても覚えているんですが
左下の妖精さんを
「眠りの魔法がかかっている」
と表現された方がいて
ああ、それだ!と思いました。
起きたいけど、起きられない。
この子はそんな感じだ!と。
ピンクのネックレスを どうしても
巻きたくて巻いたんですが
作っている時は なぜそうしたかは分からないんです。
自分では気づかなかった所に
寄り添ってもらうことで気づく。
とても癒される、不思議な体験でした。
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